女子テニスのメルボルン・サマー・セット1（オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250）は８日、シングルス準決勝が行われ、第２シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）が世界ランク１２４位のゼン・クィンウェン（中国）を6-3，6-2のストレートで破り、決勝進出を果たした。

＞＞ハレプらメルボルン・サマーセット1組み合わせ＜＜

元世界１位のハレプはこの試合の第１セット、ファーストサービスが入った時に７６パーセントの確率でポイントを獲得。第１ゲームでいきなりブレークに成功すると第９ゲームでもブレークし先行する。

第２セットでは第１ゲームでクィンウェンに３度のブレークチャンスを握られるも全て凌ぐと第４・第８ゲームでブレークに成功。１時間２４分で勝利した。

女子テニス協会のWTAはハレプのコメントを掲載しており「今年最初の大会で決勝を戦えるのは本当にうれしいこと。コンディションもいいし、自分のプレーにも満足しているわ」と語った。

「本当に満足している。今年最初の大会は試合数が少なく、タフな試合になるのはいつものこと。昨日は本当にタフだったけど、今日はずっといいプレーができた。サーブもうまくいったので、体力的にもいい状態にあると思う」

勝利したハレプは決勝で第３シードのＶ・クデルメトバと対戦する。クデルメトバは準決勝で第１シードの大坂なおみと対戦予定だったが、試合前に大坂が腹部の負傷により棄権したため勝ち上がりを決めている。

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