男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は12日、準決勝が行われ、世界ランク52位の
T・ポール(アメリカ)が第8シードの
F・ティアフォー(アメリカ)との同胞対決を5-7, 7-6(7-5),6-4の逆転で勝利し、決勝戦進出を果たしている。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>Next Gen21歳以下最終戦 組合せ<<男子プロテニス協会のATP公式サイトには試合後のポールのコメントが掲載され、「フランシス(ティアフォー)に勝ったのはジュニア時代以来だから、僕にとっては大きな勝利だったよ。今年一番のレベルだった。第1、2セットは彼が素晴らしいテニスをしていて、第3セットは自分の最高レベルのプレーができた」と語った。
「第2セットの5-5で再びブレークされたのはよくなかったけど、僕がタフであり続ければ、相手は僕に何度かチャンスをくれるかもしれないと思っていた。試合に出れば出るほど、プレッシャーのかかる状況でも安心してプレーできるようになった。大観衆の前でプレーすることを楽しんでいるよ」。
この試合ポールはティアフォー相手に5度のブレークチャンスを与えて1度のブレークを許し第1セットを先取されてしまう。それでも続く第2セットでは粘り強くタフなプレーを披露し、タイブレークの末にセットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットに入るとポールは優位にゲームをコントロールする。サービスゲームで7本のサービスエースを成功させるなどファーストサービス成功時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは4度のブレークチャンスから1度のブレークに成功し、2時間30分の熱戦に終止符を打った
勝利したポールは決勝戦で第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは準決勝で第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
決勝戦は日本時間の14日午前0時(現地13日16時)以降に開始予定。