男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は7日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードの
D・メドベージェフを4-6,6-3,6-3の逆転で破って2019年以来2年ぶり6度目の大会制覇を果たすとともに、「ATPマスターズ1000」の優勝回数が史上最多の37回となった。
>>【YouTube】日本大学の全部員インタビュー、1部復帰 さらに王座優勝を目指す<<全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝でメドベージェフに敗れて以来 約2カ月ぶりの激突となったこの日、ジョコビッチは第1セットの第1ゲームでブレークを許すなど序盤はメドベージェフに攻め立てられる。
第4ゲームでブレークバックするも、第7ゲームで再び突き放され第1セットを落とした。それでも第2セットでは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。3度のブレークチャンスを与えるもこれをすべてしのぎセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、互いにサービスゲームのキープが続くも第5ゲームでジョコビッチはリターンエースを放つなどでブレークに成功。その後は10ポイントを連取するなど試合の主導権を握ると、第7ゲームでとどめとなるブレークを奪い2時間15分の熱戦を制した。
また、今回の白星で「ATPマスターズ1000」の優勝回数を37に伸ばし、同36回で並んでいた
R・ナダル(スペイン)を抜き単独史上最多となった。前日行われた準決勝では第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を撃破し、こちらも史上最多となる7度目の年間最終世界ランク1位を確定させたジョコビッチにとって2夜連続の記録更新となる。
一方、全米オープンではジョコビッチを下し四大大会初制覇を成し遂げていたメドベージェフ。この試合はロレックス・パリ・マスターズ2連覇がかかった一戦だったが、決勝で敗れることとなった。
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11/1(月)~11/7(日)
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