テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-4,6-4,6-4のストレートで破り、悲願の四大大会初制覇を成し遂げた。表彰式のスピーチでは「僕にとってあなたは世界最高のテニス選手」とジョコビッチについて語った。
>>【YouTube】ヨネックス 新作「V CORE PRO」を徹底検証<ウインザー新宿店 前編><<決勝戦、メドベージェフは9本のダブルフォルトを犯すものの16本のサービスエースを量産。ファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得しジョコビッチのブレークを1度に抑えた。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、2時間15分で快勝をおさめた。
表彰式でメドベージェフは「こんなに緊張してスピーチするのは初めてだよ。ノヴァーク(ジョコビッチ)本当にごめん。いまどんな心境なのか、とてもよくわかるよ。今年、ノヴァークは本当に大活躍だった。僕にとってあなたは世界最高のテニス選手なんだ」と語った。
「グランドスラムの優勝者になるのはとても大変なこと。応援に感謝している。ここ2週間、多くのエネルギーを観客からもらえた。本当にありがとう」
敗れたジョコビッチは男子で1969年の
R・レーバー(オーストラリア)以来52年ぶりとなる史上3人目の「年間グランドスラム(1年で全ての四大大会制覇)」の偉業と男子で歴代最多の四大大会21勝目をあげるべく今大会に出場していたが、惜しくも達成とはならなかった。
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