テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、第10シードの
D・シャポバロフ(カナダ)が第25シードの
K・ハチャノフを6-4, 3-6, 5-7, 6-1, 6-4のフルセットで破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。試合後の会見では「自分のプレーを信じている」と自信を語った。
>>ジョコビッチvsシャポバロフ 1ポイント速報<<>>プリスコバvsサバレンカ 1ポイント速報<<この試合の第1セット、シャポバロフは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。ハチャノフにブレークを許すことなく先行する。
しかし、第2・第3セットでは3度のブレークを許しセットカウント1-2と崖っぷちに追い込まれてしまう。それでも、第4セットではブレークチャンスを与えることなくファイナルセットに持ち込むと、ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームではこの日5度目のブレークに成功し、3時間28分の死闘を制した。
試合後の会見で激闘を振り返ったシャポバロフは「ファイナルセットに入る前に僕の持っているすべてのものをコートに置いておかなければならないと思ったんだ。1つ1つのリターン、1つ1つのショットに全力を尽くさなければならないと思っていた。それが、僕がファイナルセットにもたらした違いだ」と語った。
「第4セットのあと、僕は自分自身に言い聞かせた。『この展開は自分でもとても誇らしいことなんだ』ってね」
22歳のシャポバロフは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で世界ランク48位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)をストレートで下しての勝ち上がり。
シャポバロフは準決勝について「自分のプレーを信じているし、本当に良いテニスができていると思う。あのような選手に勝つのは簡単なことではないはずだ。彼(ジョコビッチ)は世界最高の選手だけど、試合の最初の時点では、同じレベルになっているはずだ。僕は自分とチームを信じきっているから何でも可能だよ」
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