テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、女子シングルス3回戦が行われ、第14シードの
B・クレチコバ(チェコ)が世界ランク56位の
A・セバストバ(ラトビア)を7-6 (7-1),3-6,7-5のフルセットで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>フェデラーらウィンブルドン対戦表<<この試合、第1セットをタイブレークの末に制したクレチコバだったが、第2セットではブレークチャンスを握ることができずにセットカウント1-1に追いつかれる。それでも、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制したクレチコバはファイナルセットで息を吹き返し、ファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。14本のネットポイントを決め2時間31分の激闘を制した。
試合後の会見でクレチコバは「今日は本当にタフだった。気分が乗らなかったから、自分との戦いばかりだった」と試合を振り返った。
「何が起きていたのかあまり覚えていない。私はただそこにいただけ。1球1球を大事にしようとしていたけど、本当にアップダウンが激しかった。最後に彼女(セバストバ)がボールを外したときは、単純に試合が終わったことがとてもうれしかった」
クレチコバは4回戦で第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは3回戦で世界ランク64位の
K・シニアコバ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、クレチコバはシニアコバとともに女子ダブルスに出場しているため、次戦は敵を討つ戦いになる。
「彼女(バーティ)はとても才能があり、一生懸命ハードワークしている。ここにいるのも1位になるのも当然だと思うし、本当に努力しているから。私にとっては1位の選手と対戦するのもダブルスのパートナーと対戦するのもどっちも厳しい戦いになっていたはず。だからこそ楽しみたい。それが私がここにいる理由だから」
同日には第20シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第25シードの
A・ケルバー(ドイツ)らが16強に駒を進めている。
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