テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は５日、男子シングルス３回戦が行われ、世界ランク５９位の
Ｄ・コプファー（ドイツ）は第８シードの
Ｒ・フェデラー（スイス）に6-7 (5-7), 7-6 (7-3), 6-7 (4-7), 5-7で敗れ、大会初のベスト１６進出とはならなかった。
＞＞錦織vsズベレフ1ポイント速報＜＜＞＞錦織ら全仏OP対戦表＜＜この日、第４セットの第３ゲームでコプファーが放ったボールはアウトの判定。その直後、主審へ抗議するも判定は覆らず、納得のいかないコプファーはボールのマークがついた箇所へ唾を吐いた。これでポイントペナルティを受けると、続く第４ゲームで１ポイントを失った状態からスタートすることになった。
会見でコプファーは「ポイントペナルティを受けても構わない。『唾を吐いてはいけない』と言われた。よく分からない。新型コロナウイルスのルールなのかも。何が問題なのか分からない。でも、実際そうなってしまった。全く問題はない。あの時は明らかに腹が立っていたけど、それもテニス。そんなことはあちこちで起こる」と語った。
一方、勝利したフェデラーは４回戦で第９シードの
Ｍ・ベレッティーニ（イタリア）と対戦する。ベレッティーニは３回戦で世界ランク９１位の
クォン・スンウ（韓国）をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の３回戦では、第１シードの
Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）、第３シードの
Ｒ・ナダル（スペイン）、第１０シードの
Ｄ・シュワルツマン（アルゼンチン）らが１６強へ駒を進めた。
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