女子テニスで世界ランク2位の
大坂なおみが24日、ローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀女子選手賞にノミネートされた。
年に1度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称える『ローレウス世界スポーツ賞』は、今年で22回目を迎える。昨年は、大坂がロ―レウス年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがロ―レウス年間最優秀成長部門にノミネートされていた。
今回のノミネート理由についてローレウスは「2020年9月に自身2度目となる全米オープンテニス優勝を果たし、23歳にしてグランドスラムの3勝目を手にしました。また同大会に参加する中で、『Black Lives Matter』の運動にも積極的に取り組み、コートの内外で力強い意思表示を行ってきたことが世界中のメディアに評価され、2年連続となるローレウス年間最優秀女子選手部門でのノミネートとなりました」と説明した。
大坂は今回の選出について「世界中のメディアの皆さまによってローレウス賞に再び選出して頂き、光栄に思っています。ローレウスはコートやピッチ上で行われるスポーツの結果だけでなく、スポーツを通じた活動がいかに世界中の若者の助けになるのかという面も含め、大局的な評価を重視しているので、この賞にノミネートされるというのは私にとって特別なことです。現代は、スポーツは色々な方法で大きな変化をもたらすことができ、世界を変える力を持った時代であると思っています」とコメントしている。
大坂は21日まで行われていた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第3シードとして出場し、2019年以来2年ぶり2度目となる大会制覇と自身4度目の四大大会のタイトルを獲得した。
また、同日発表されたローレウス年間最優秀復活選手部門ではバドミントンの桃田賢斗がノミネートされている。
桃田の同賞選出理由についてローレウスは「2020年1月のマレーシアマスターズ優勝の翌日、車で空港へ移動する道中にて乗っていた車両が交通事故に遭遇し重傷を負いました。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界大会が相次いで中止になったこともあり、年末12月に行われた全日本選手権まで競技復帰の時間を要しました。しかし、その全日本選手権では準々決勝で1セットを失ったものの、この試合以外はストレート勝ちで決勝に進出。決勝では2−1で勝利をおさめ、復帰戦を優勝で飾った活躍が評価されました」と綴っている。
ローレウス賞の各部門は今年5月に最優秀賞の受賞者が決定。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため授賞式の開催は見送られ、受賞者に直接授与される。
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