女子テニスのギプスランド・トロフィー(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA500)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
大坂なおみが世界ランク79位の
I・C・ベグ(ルーマニア)を7-5,6-1のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
>>大坂なおみvsメルテンス 1ポイント速報<<>>大坂なおみら全豪OP対戦表<<大坂はこの日、7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。初対戦となったベグに1度ブレークを許したものの、1時間16分で勝利した。
試合後の会見では記者に、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことについて質問された大坂。
森氏は今月3日「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。(中略)女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困る」と語ると「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手を挙げていうと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」と発言していた。
記者から「あなた(大坂)は今回のオリンピックを象徴する選手の1人です。森氏の女性に対するコメントを聞いて、残念に思いましたか?」と尋ねられた大坂は「正直、よく読んでいない」と返答。
「聞かれるかもしれないと言われていたんだけど、読んでいないの。明日また聞いてほしい。今夜読むから」
準決勝で大坂は第7シードの
E・メルテンス(ベルギー)と対戦する。メルテンスは準々決勝で第3シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)をフルセットで下しての勝ち上がり。。
大坂はギプスランド・トロフィーのあと、8日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第3シードとして出場し、1回戦では世界ランク39位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)と顔を合わせる。
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