女子テニスの開幕戦アブダビ・WTAテニス・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード 、WTA500)は13日、ダブルス決勝が行われ、第5シードの
青山修子/
柴原瑛菜組が第8シードのH・カーター(アメリカ)/ L・ステファニ(ブラジル)組を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、ペアで4勝目をあげた。青山は試合後「最後まであきらめなかった」と大会を振り返った。
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A・クレパック(スロベニア)/
M・コスチュク(ウクライナ)組を4-6,7-5,[12-10]で破ると、2回戦は対戦相手の棄権によりベスト8に進出。準々決勝では第1シードの
シェ・シュウェイ(台湾)/
B・クレチコバ(チェコ)組を6-4,6-1で下し4強入り。準決勝は
S・ケニン(アメリカ)/
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)組を6-4,6-3で撃破し決勝に駒を進めていた。
女子プロテニス協会WTAの公式サイトには青山と柴原のコメントが掲載されている。
青山は「1回戦の序盤はベストを尽くすことができなかった。10ポイント先取のファイナルセットを行っているとき、パートナー(柴原)とさらに話し合って、彼女がどのようなプレーをしてほしいか考えてみた。その後はプレーが良くなった。それが勝因。そこからはラウンドを進むごとに良くなっていった。決勝でも私たちはたくさん話し合って、戦い続けて、決してあきらめなかった」と話した。
続けて決勝戦について青山は「彼女ら(カーター/ステファニ組)はとても良いショットを持っているから、ポイントを終えるのはとても難しかった。でも、最後まであきらめなかった。そこが重要なポイントだった。いいプレーができればどのチームにも勝てるし、相手は関係ない。でも、自分たちのテニスをすることが大事。どの選手も強いと思う。だから一戦一戦チャレンジしていかないといけない。いい戦いをして、いいプレーができれば、いい結果につながると思う」と語った。
一方、柴原は「ジェットコースターのような大会だったのは間違いない。最初の試合では守るべきマッチポイントがあったし、それが次のラウンドで本当に役に立ったと思う。たとえ落ちているときでも私たちなら戻ってくることができる」と話した。
また決勝戦に関しては「私にとって今日の試合は厳しかった。相手の2人はツアーでも親しい友人でヘイリー(カーター)は私の家族のようなもの。それでも試合ではいいプレーができたし、素晴らしいポイントもあった。本当に良い試合だったと思う」と語った。
青山/ 柴原組は昨シーズン、2月のサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTAプレミア)で優勝。10月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会初の8強入りを果たした。
最後に柴原は「私たちの目標は常に、グランドスラムで優勝すること。でも大切なのは、1試合1試合を大事にして常に試合から学び、目標を達成することだと思う」と心構えと目標を明かした。
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