国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

高3優勝 鈴木久統インタビュー

鈴木久統
全国高3テニス大会男子優勝の鈴木久統
画像提供: tennis365.net
コロナ禍の2020年、高校3年生のテニスプレーヤーに「3年間の集大成となる大会を提供したい」との想いから9月から11月にかけて開催された「全国高3テニスチャレンジトーナメント(後援:文部科学省スポーツ庁)」で、男子シングルス優勝をおさめた鈴木久統(荏原湘南スポーツセンター/湘南工科大学付属高校)が大会閉幕後のインタビューで、これまでのテニスの歩みや今後の目標を語った。

【全国高3テニスチャレンジトーナメント大会結果】
■全国大会:決勝トーナメント
決勝
〇鈴木久統vs.藤川侑志郎(立命館慶祥高校) 7-5,6-4
準決勝
〇鈴木久統vs.脇坂留衣(興國高校) 6-1, 6-0
準々決勝
〇鈴木久統vs.笹渕力(筑陽学園高校)6-3

■全国大会:予選リーグ
3勝0敗

■関東大会:準優勝
決勝
鈴木久統vs.〇篠田玲(ミナミグリーンテニスクラブ)3-6

【鈴木久統インタビュー】

■テニスを始めたキッカケ
小学校1年生の時に横須賀のテニススクールで始めました。サッカーやバスケ、水泳などさまざまなスポーツをやっていましたが、テニスが好きな父と母に勧められたのがキッカケです。

■(現所属先の)荏原SSCに入った理由
(横須賀の)テニススクールで練習を重ねて上達してプロを目指したいと思ったときに、同じ神奈川県内にある環境の整ったテニス施設ということで、小学2年生の頃から通うようになりました。




小学2年生から荏原SSCで練習を積む

■小学生で思い出に残っている試合、大会
2つあります。1つ目が12歳以下の関東選抜大会の全国選抜出場権がかかった試合で、(8ゲームスマッチで)ゲームカウント2-7、15-40の相手のマッチポイントから9-7の逆転勝ちで全国大会出場を決めたときです。
2つ目が全日本ジュニアテニス選手権の準々決勝で、それまで10戦ほど全敗していた望月慎太郎選手と対戦してフルセットで勝った試合は印象に残っています。

■中学生で思い出に残っている試合、大会
2つあります。12歳以下では全国大会でベスト8が最高でしたが、中学生のときに全日本ジュニアでベスト4に入った試合が印象にあるのと、中牟田杯(U15中牟田杯全国選抜ジュニア)でもベスト4に入れたことが印象的です。
逆に悪くて印象に残っているのが中学3年生のときの全中(全国中学生テニス選手権大会)で、第2シードにも関わらず1回戦負けをしてしまったことが、とても悔しくて印象に残っています。

■高校に進学した時点での目標
伝統のある湘南工科大学付属高校の一員として、団体戦でインターハイ(全国高等学校総合体育大会)、全国選抜(全国選抜高校テニス大会)で優勝することと、個人として全日本ジュニア18歳以下での優勝を目標に、高校に進学しました。



■コロナウイルスが流行する以前に描いていた高3の目標
前年度の全国選抜とインターハイが団体準優勝だったので、今年はまず全国選抜で優勝して借りを返して、と思っていました。

■2020年、全国選抜が中止になって
監督から中止を知らされたときは、絶望的でした。みんな一丸となってチームの雰囲気も良い状態で、1人1人が「絶対に優勝する」という高い意識をもっていましたし、僕自身も負ける気がしなかったので、大会がなくなったと聞いてショックを受けました。

■インターハイ、全日本ジュニアも中止に
インターハイも中止か、とショックを受けましたがコロナウイルスの状況がひどかったので。ただ、こんな形で高校最後の年が終わってしまったのか、という何とも言えない気持ちになりました。

■外出自粛期間の過ごし方
外出自粛期間中は全くテニスの練習はできなかったので、自宅で素振りをしたりトレーニングをしていました。コートでの練習は一切できなかったのがつらかったです。

■全国高3テニスチャレンジトーナメントに出場した理由
高校ラストの年に大会が全てなくなってしまい、僕自身も全国大会で優勝することを目標にしていたのでショックを受けているなかで、「全国大会があるらしい」ということをSNSやインターネットを通じて知って、高校のメンバー皆で出場しよう、という話になりました。
僕自身もそれでやる気が出て優勝しようと思い、そこからは全国優勝することが練習のモチベーションになりました。

■関東大会、久々の大会出場について
久々の試合だったので、1回戦はすごく緊張しました。前日に会場に着いたときも懐かしい感覚になって。会場が、関東大会でも使われている白子だったので、久々の雰囲気に「よしっ!」と思いました。

■関東大会の準優勝について
準優勝はすごく悔しかったです。僕自身も第1シードとして優勝できるだろうと思っていたところが心の隅にあって。決勝までは余裕をもって勝ち進めていたのと、状態も悪くはなかったので優勝できるだろうと思ってしまい、立ち上がりが良くなくて油断が原因で負けたと思います。



■全国大会に向けて準備したこと
まず時期的に練習時間の制限がなくなって練習量が増えました。練習量が増えたことで、充分な練習ができているという自信がつきました。
関東大会では悔しい負け方で準優勝だったので、油断しないで初戦から臨もうと考えました、たとえ一方的なスコアで勝っていても。

■全国大会初日:予選3戦全勝、準々決勝を勝利して
予選リーグを余裕をもって勝つことができたので、決勝トーナメントに気持ちを切り替えることができました。
決勝トーナメントの初戦も良いプレーができたので良かったです。

■全国大会2日目を迎えて
僕はその日の初戦が苦手なので、2日目の初戦(準決勝)も、初めから足を動かしてとにかくミスをしないように試合に入りました。結果、スコアは6-1, 6-0で勝ちましたが、そういう気持ちで試合に臨めたからだと思います。



■高校卒業後の目標、課題
大学に進学して、体育会でテニスをプレーします。高校時代と同様に、大学として(団体戦で)活躍をしたいことと、個人としてはインカレで優勝したいです。インカレで優勝を目指すためには、粘り強さやサーブの強さが足りないと感じるのと、フィジカルの強さも必要だと思っています。

■大学進学以降で歩みたい道は
大学テニスでどのような結果を出せるか次第ですが、一番はプロになりたいと思っています。実業団でプレーする等、選手としてテニスを続けていきたいと考えています。

■高3大会のクラウドファンディング支援者に向けて
僕たち高校3年生にとって、すべての大会がなくなってしまったなかで、800件以上の支援が集まり、沢山の方々が力を貸して下さって大会が実現し、僕自身も良い形で高校テニスを終えることができました。ありがとうございます。





【高3女子優勝 重田夢亜インタビュー】はこちら


■関連ニュース

・全国高3大会が閉幕 映像公開
・全国高3女子 重田夢亜が優勝
・全国高3男子 鈴木久統が優勝
■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年12月25日16時22分)

その他のニュース

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

11月19日

伊藤あおい 快勝で初戦突破 (22時01分)

島袋将 ストレート負けで初戦敗退 (20時26分)

坂本怜 シード撃破「優勝が目標」 (19時14分)

フェデラー 引退ナダルに長文メッセージ (17時45分)

18歳の坂本怜 慶應チャレンジャー初戦突破 (15時15分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー1回戦 (15時12分)

デ杯で引退も「他選手と同じように…」 (14時46分)

内山靖崇 2時間半超え熱戦の末初戦敗退 (13時52分)

TOPプロの熱戦を目の前で BLUE SIX HEAT JAPAN 2024 (11時54分)

望月慎太郎 快勝で初戦突破 (11時19分)

熱戦制した伊 2年連続決勝へ (9時48分)

ナダル「理想的な別れというものはない」 (8時32分)

【動画】ナダル 生涯のハイライト全て振り返る (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!