男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は1日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
A・ルブレフ(ロシア)が世界ランク42位の
L・ソネゴ(イタリア)を6-4, 6-4のストレートで破り、初優勝を果たした。
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<23歳のルブレフはこの日、6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。ラッキールーザーで出場し準々決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る快進撃を見せていたソネゴに1度もブレークを許すことなく、1時間18分でタイトルを手にした。
10月に開催されたサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、室内ハード、 ATP500)以来今季5勝目をあげたルブレフは、今シーズンこれまでシングルスで39試合に勝利。これは世界ランク1位のジョコビッチと並び最多となっている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでルブレフは「僕の祖母はオーストリア人だったからオーストリアの血が入っているんだ。だからこの大会は僕にとっても特別なもの」とコメントを残した。
また、今回の優勝により男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場資格を獲得。ルブレフにとっては初の参戦となる。
「幸せだよ。初めてロンドンで試合をすることができてうれしい。本当に楽しみ。まだまだ良くしなければならないことがたくさんあるし、そのレベルになるためには何を改善しなければならないのか、トップ8の選手たちと戦えるようになるためには何を改善しなければならないのか、自分にとって良い挑戦になるだろう」
一方、敗れたソネゴは昨年のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)以来となる自身2度目のツアータイトル獲得とはならなかった。
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