男子プロテニス協会のATP公式サイトは23日、世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)のコメントを掲載した。自身の運営する「ラファナダルアカデミー」の現在の様子や、約13億円規模の支援について話したものとなっている。
>>YouTube テニス365チャンネル<<<YouTube>1日密着【内山 靖崇】の素顔に迫る。錦織 圭について語る、迫力の練習映像を公開公式サイトではナダルが先日行ったインスタグラムでのライブ配信で語った内容を掲載。その中でも、アカデミーに残っているジュニア選手やその両親へ向けたメッセージに注目されている。
現在33歳のナダルは2016年にスペインのマジョルカ島マナコルに自身のアカデミーを開設した。そこでは現在、ジュニア選手やコーチ、スタッフなどがおり、新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限で自宅に帰ることができなくなっている。
「僕のチームがアカデミー内で行っている仕事をとても誇りに思っている。隔離・検疫の開始以降もアカデミー内には70人のスタッフと85人の子どもたちがいる。彼らは素晴らしい仕事をしている。ルールに従っており、僕はコーチや子どもたちとも連絡を取っている」
「今の時期、子どもたちの親の皆さんは子どもたちが安全で最善の手が尽くされている場所にいることを確認する必要があると思う。僕らは仕事を止めずに、今起きていることを確認する作業に取り組んでいる。現在は当局の規則や指示に従っており、子どもらは健康で、最善が尽くされている」
また、バスケットボール選手のパウ・ガソルとともにスペイン人アスリートの寄付を募り、新型コロナウイルスに苦しむ人々へ1,100万ユーロ(約13億2,000万円)の支援を行おうとしていることについても語った。
「赤十字の人と連絡を取り合っている。ガソルとの取り組みもスタートし、今のところは成功している。大きな理由のために多くの大事な資金を調達できていることはうれしい。サポートに感謝したい。アスリートだけでなく、この企画には多くの人の支えがあった。非常にうれしく思う。この厳しい状況を助け合い、克服できるよう進めていきたい」
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