テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク60位の
J・ミルマン(オーストラリア)を6-3, 6-2, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後の記者会見でナダルは「良いスタートが切れた」と手応えを語った。
>>錦織ら全米OP対戦表<<>>錦織vsクラン 1ポイント速報<<2010・2013・2017年の同大会を制している33歳のナダルはこの日、6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。ミルマンにブレークを許すことなく、2時間8分で勝利した。
試合後の会見で記者に、今大会に向けての取り組みを聞かれたナダルは「体は変えられない。でも、新しい体が欲しい、今は不可能だけど。100年後には全てを変えることが可能になっているかもしれないが、今はできない。プレースタイルも変わってはいない。自分のスタイルでプレーしている。時には良いが、悪い時もある。自信がある時は良いプレーができる。違うプレースタイルに見えたのは、悪いプレーをしている時はより守りになっているが、より攻撃的なプレーをしていたからなのでは。そうなるように日々練習に努めている。ただそれだけ。今夜の勝利の仕方には満足している。良いスタートが切れたから、これからどうなるかやってみたい」と答えた。
また、同日行われた1回戦では第4シードの
D・ティーム(オーストリア)、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
K・ハチャノフ(ロシア)ら上位シード勢が姿を消した。
ナダルは「それがテニスというもの。それが僕の言えること。大会が始まり難しい対戦相手が目の前にいる。コートへ向かい、どんな対戦相手でさえリスペクトする必要がある。今日、コートへ向かう時には、良いプレーをしなければ勝てない相手とのタフな試合だと知りながら向かった。悪いプレーだったら、負けてしまうかも知れない。チチパスはタフな1回戦だった。もちろん、カレン(ハチャノフ)は驚いた。ティームはこの10日間はとても体調が悪かった。彼らはとても気の毒だったと思う」とコメントを残した。
2回戦では、世界ランク203位の
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。コキナキスは1回戦で同144位の
I・イヴァシカ(ベラルーシ)を下しての勝ち上がり。
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