フェデラー「気が狂いそう」

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は初日の２日、２連覇と９度目の優勝を狙う第１シードのＲ・フェデラー（スイス）が男子シングルス１回戦に臨む。

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センターコートのオープニングゲームに登場するフェデラーは「ちょっと気が狂いそうになる。その歴史と神聖なる場所ということに加え、練習することもできない場所。ウィンブルドンは全体的に雰囲気が違う。それは最大の名誉であり、最善を尽くすまで。楽しみにしているし、ワクワクしている」と１日の会見で笑顔で語った。

会見では現在開催中の２０１８ FIFAワールドカップについての質問も飛んだ。記者から「フェデラーとナダルは、テニス界のロナウドとメッシと同じような存在だと思うか？」と聞かれたフェデラーは「彼等も長いライバル関係。ラファ（ナダル）とも同じ。似たようなこともあるかもしれない。彼等に会ったことがないから、僕らのライバル関係とどれほど違って、どれほど似ているかは話せない」とコメントした。

「サッカーはチームとしてどれほどいいかだけが評価されるから、僕らとは違う。ピッチもかなり大きい。そこを１１人の選手が走り回っている。テニスは、もう少しコントロールできる」

大会期間中はジュニアの選手とも練習するフェデラーは「その週で何を期待するか、何を課題にするか、などを踏まえて練習を決めている。リズムを求める時は、リズムのある選手を見つけるようにしているのかもしれない。ゲーム形式の練習であれば、あまりこだわりはない。ビッグサービスを打つ選手と練習することもある」と明かした。

「時には、サウスポーの選手とも練習をしたくなる。サウスポーの選手と試合をしなかったり、ボールを打ったりしていないと、左利きのマジックにはまってしまうから。今週のように１対２の練習も楽しい。なぜなら、どこへでもボールを打ってもいいから。練習相手に関しては、この選手はどうかと聞かれる。ほんの希に断ることもある」

フェデラーは初戦で世界ランク５８位のD・ラヨビッチと対戦する。この試合は、日本時間２日の２１時（現地２日の１３時）に開始予定。

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【配信予定】
2018年7月2日（月）～7月15日（日）
　
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