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車いすテニスの男子ツアー最終戦であるNEC車いすテニス・マスターズ（アメリカ/ミッションビエホ、ハード）は１２日、シングルス決勝が行われ、国枝慎吾（日本）がＪ・ジェラルド（ベルギー）を6-0, 7-6 (11-9)のストレートで下し、大会２連覇を達成すると同時に、世界ランキングでは年間１位を確定させた。

優勝した国枝慎吾は、自身のフェイスブックで「タイブレークはお互いクオリティの高いポイントが多く白熱しましたが、取り切りました。全体を通して、１７０キロを超える相手のサーブをしっかりリターンしてプレッシャーをかけれたのが勝因だと思います。」と、コメント。

世界ランキング年間１位を確定させた事については「１年間応援してくださった方々、有難うございました。お陰様で目標であった年間１位も確定しました！」と、国枝慎吾。

またダブルスには、シングルス決勝で対戦したジェラルドとペアを組み出場したが、準決勝敗退となった。

今年に入り国枝慎吾は、全豪オープンで単複２冠達成。全仏オープンではシングルスでＳ・ウデ（フランス）に接戦の末に敗れ準優勝に終わるも、ウデとのダブルスでは大会４連覇と同時に５度目の優勝。

さらに、ウィンブルドンのダブルスでは７年ぶり２度目のタイトルを獲得した。その後の全米オープンでは決勝でウデに敗れ、準優勝に終わった。


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