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期待の若手は無念、奈良くるみが予選最終へ＜全米オープン＞
テニスのグランドスラムである全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は２２日に女子シングルス予選２回戦が行われ、予選第７シードの奈良くるみ（日本）がＫ・ピーター（ポーランド）を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下して予選３回戦進出を果たした。
第１セット奈良くるみは、１度のブレークを許すも２度ブレークに成功させ先制すると、第２セットは世界ランク１７４位のピーターに苦戦を強いらる。その後タイブレークを制した奈良くるみが１時間５５分で勝利した。
その奈良くるみは、全米オープン初の本戦入りをかけて予選最終の３回戦で世界ランク１７４位のＰ・メイヤー（オーストリア）と対戦する。
同じくこの日に予選２回戦を迎えた瀬間詠里花（日本）は、世界ランク１８５位のＭ・ブレングル（アメリカ）にストレートで敗退。姉の瀬間友里加（日本）は予選１回戦で敗退しており、姉妹揃って挑戦した全米オープンに幕を下ろした。
グランドスラム２度目の挑戦となった２０歳の石津幸恵（日本）は、予選２回戦まで勝ち進むも、予選第２１シードで世界ランク１２９位のＡ・トムヤノヴィッツにフルセットの逆転となる7-6 (7-4), 4-6, 0-6で敗れ、無念の結果となった。
また、先週行われたナショナル・プレーオフで見事優勝を飾り、予選出場枠を勝ち取ってグランドスラム初挑戦となっていた１７歳の日比万葉（日本）は、予選第１３シードで世界ランク１１９位のＡｎ・ロディオノワ（オーストラリア）に4-6, 2-6のストレートで敗れ２回戦敗退、世界の壁の高さを思い知らされる結果となった。
波形純理（日本）と尾崎里紗（日本）も予選から挑戦していたが１回戦で敗退しており、唯一奈良くるみが予選で残ることとなった。森田あゆみ（日本）、クルム伊達公子（日本）、土居美咲（日本）が本戦スタートとなっている。
《全米オープン 対戦表》
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