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女子テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、シングルス準決勝2試合が行われ、第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)は第23シードのS・リシキ(ドイツ)に4-6, 6-2, 7-9の大接戦の末に敗れ、2年連続の決勝進出を逃した。
ラドワンスカは、太腿には両足にテーピングを施して臨んだこの試合。ここまで見せた巧みなプレーと安定したストロークを披露したものの、リシキの強烈なサーブとパワーの前に惜しくも敗退する結果となってしまった。
「良いプレーは出来ていたけど、勝つためにはあとちょっと良いプレーが必要だった。本当にチャンスはあった。それでもちょっとしたミスが仇になってしまった。勝利まであと2ポイントと言うところで、簡単なミスを犯してしまったの。」とラドワンスカは、ミスの少ないテニスが持ち味ながら、肝心なところで痛恨のミスを犯してしまった事を後悔していた。
準決勝までの試合時間では、リシキよりもラドワンスカの方が3時間以上もコートに立っていた事になる。そのことを両足のテーピングが物語っていた。「もしこの試合が2日後に出来ていたら、全く違う内容になっていたと思う。」と、試合の終盤では足をストレッチする姿を見せていたラドワンスカは、万全の状態ではなかった事を明かした。
そして「大会が始まる前に、準決勝の名前がこうなると誰もが予想できなかったはず。それに決勝戦のカードだって余計にね。」と、番狂わせが多かった今大会を振り返った。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・バルトリ(フランス)(15) vs. ●K・フリッペンス(ベルギー)(20), 6-1, 6-2
●A・ラドワンスカ(4) vs. ○S・リシキ(23), 4-6, 6-2, 7-9
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