HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、賞金総額550万ドル、インドアハード)は大会3日目の7日、ダブルスの予選ラウンドロビンのグループB2試合が行われ、第8シードのJ・マレイ(英国)/ F・ニールセン(デンマーク)組が第2シードのM・ミルニ(ベラルーシ)/ D・ネスター(カナダ)組を7-6 (7-3), 4-6, 12-10の接戦の末に敗り、決勝トーナメント進出一番乗りを果たした。
第1セット、ゲームカウント3-3の第7ゲームでマレイ/ ニールセン組がブレークに成功すると、ミルニ/ ネスター組も第10ゲームでブレークバックし、このセットはタイブレークへ。そのタイブレークはマレイ/ ニールセンが0-2から5ポイントを連取すると、そのリードを守り切り、第1セットを49分で先取した。
続く第2セットは第1ゲームでニールセンのサービスゲームをブレークしたミルニ/ ネスター組が、このセットを35分で奪い返し、勝敗の行方は10ポイント先取のスーパータイブレークへと持ち込まれた。
そこではマレイ/ ニールセン組が序盤からリードを保ち、9-8と握ったマッチポイントが取り切れず、逆に9-10とミルニ/ ネスター組にマッチポイントを握られてしまう。しかし、それをしのいだマレイ/ ニールセン組は、2度目のマッチポイントで最後ネスターのボレーがアウト。
1時間40分で昨年の今大会のチャンピオン・ペアを下したマレイ/ ニールセン組は、ミルニ/ ネスターとの初対戦を接戦の末に制すると同時に、日曜日から行われる決勝トーナメント進出を最初に決めたペアとなった。
残りの試合では第5シードのM・ブパティ(インド)/ R・ボパンナ(インド)組が第4シードのR・リンドステッド(スウェーデン)/ H・テカウ(ルーマニア)組を6-3, 5-7, 10-5で振り切り、予選ラウンドロビンを1勝1敗とした。
第2ゲームでブレークに成功したブパティ/ ボパンナ組は、ゲームカウント3-0と序盤でリードを奪った。しかし、第7ゲーム、ブパティのサービスゲームでブレークバックに成功したリンドステッド/ テカウ組だったが、すかさずブパティ/ ボパンナ組も2度目のブレークを奪うと、第1セットを28分で先取した。
第2セットは両ペアともサービスキープを続け、ゲームカウント5-6の第12ゲーム、ブパティのサービスゲームで30-40とセットポイントを握ったリンドステッド/ テカウ組がリターンエースを決めてセットオールへと追い付いた。
勝敗を決めるスーパータイブレークでは、リンドステッド/ テカウ組が5-3とリードするも、ブパティ/ テカウ組がそこから7ポイントを連取する猛攻をみせ、1時間23分でブパティ/ ボパンナ組が勝利を掴んだ。敗れたリンドステッド/ テカウ組はこれで予選ラウンドロビンでは0勝2敗となった。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【シングルス】
≪グループA≫
N・ジョコビッチ(セルビア) (1) ○-× A・マレー(英国) (3), 4-6, 6-3, 7-5
T・ベルディフ(チェコ共和国) (5) ○-× JW・ツォンガ(フランス) (7), 7-5, 3-6, 6-1
【ダブルス】
≪グループB≫
J・マレイ/ F・ニールセン (8) ○-× M・ミルニ/ D・ネスター (2), 7-6 (7-3), 4-6, 12-10
M・ブパティ/ R・ボパンナ (5) ○-× R・リンドステッド/ H・テカウ (4), 6-3, 5-7, 10-5
(翻訳/弓削忠則)
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.