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16歳の新星「まだ身に染みて実感出来ていない」◇タシケント・オープン

女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は13日、シングルス準々決勝全4試合が行われ、予選を勝ち上がった16歳のD・ヴェキッチが第6シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)を6-4, 6-4で下すなどその勢いは止まらず、自身初のツアー4強入りを果たした。

今年6月に16歳になったばかりのヴェキッチは、予選3試合全てをストレートで勝利し、自身初のWTA本戦進出を果たしていた。本戦でも1回戦で第4シードのM・リバリコワ(スロバキア)を、2回戦でもL・アルアバレナ=ベシノをいずれもストレートで下しての準々決勝進出だった。

この日のヴェキッチはその勢いを維持し、各セットで1度ブレークをヨバノフスキに許したものの、2度のブレークに成功すると、1時間35分のストレートで勝利。WTA本戦へのデビュー戦で初のベスト4入りを全てストレート勝利で決めた。

「WTAツアーで準決勝進出した事が、まだ身に染みて実感出来ていないの。試合には自信を持って臨めた。どんなボールにも向かって行ったし、こうしてトップ100選手を3日続けて倒す事が出来て本当に嬉しい。」とヴェキッチは、自身の快進撃を受け入れられていないようだった。

この日の勝ち上がりは2006年9月にT・パスゼック(オーストリア)が15歳でベスト4入りして以来の最年少記録となっており、ジュニアからプロ・ツアーへ転向している現在の気持ちも語っていた。

「ウィンブルドン・ジュニアの準々決勝で敗退して以来、ジュニアの試合には出場していない。もうジュニア大会に出るのは止めて、プロ・ツアーへ集中しようと決めたの。ジュニアとは全く違うゲーム展開だけど、それに徐々に順応出来ている。このレベルでの試合もエンジョイ出来るようになった。」

と今の気持ちを語るヴェキッチは、今季はツアー下部大会で2度の優勝と3度の準優勝を飾っており、年初390位だったランキングを今週発表のランキングでは183位と自己最高位を更新しており、今大会の結果で更に上昇させる事が決まっている。

ヴェキッチは準決勝で、昨年今大会の準優勝者であるE・ビルネロバ(チェコ共和国)と対戦する。ビルネロバは第5シードのA・カダントゥ(ルーマニア)を6-3, 4-6, 6-2で下すなど、今大会との相性の良さを見せ付けた。

この日、上位シードを唯一維持しての勝ち上がりを見せたのは第2シードのU・ラドワンスカ(ポーランド)で、第7シードのA・パノワ(ロシア)を5-7, 6-2, 7-6 (7-3)の逆転で下して、6月のスヘルトヘンボッシュ大会で自身初の準優勝を飾って以来、今季2度目のベスト4進出を決めた。

第1セットを接戦で失ったラドワンスカは、第2セットでは一気にギアを上げて2度のブレークを奪いセットオールへと追い付いた。第3セットでは2度のブレークを許したが3度のブレークを奪いゲームカウント5-4からサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。

しかし、そこでパノワにブレークバックを許してしまうと試合はタイブレークへともつれた。そのタイブレークは序盤に4-1とリードを奪ったラドワンスカが、そのリードを守り切り3時間5分のマラソンマッチを制して、今大会2年連続となる準決勝進出を果たした。

「本当に接戦だった。どのポイントでも集中するように努めて、こうして親しい友人から勝利を上げられたのは、ちょっと運もあったと思う。今日の彼女(パノワ)のプレーも称賛に値するもの。」とラドワンスカは、オフコートで親交のあるパノワのプレーに賛辞を送っていた。

ラドワンスカは今季2度目の決勝進出を懸けて準決勝でI・C・ベグ(ルーマニア)と顔を合わせる。ベグはこの日、第8シードのG・ウォスコボエワ(カザフスタン)を3-6, 7-6 (7-1), 7-5の逆転で倒しての勝ち上がり。

第1セットを奪われたベグは、第2セットはタイブレークの接戦をものにして勝敗の行方は第3セットへと持ち越された。その第3セットではゲームカウント2-5と崖っぷちに立たされたベグだったが、そこから5ゲームを連取する猛攻を見せて2時間43分で今季3度目のベスト4入りを決めた。

「第3セットで2-5になった時は、とにかく自分サーブしっかりキープして、次のリターンゲームではしっかリターンしようと心掛けたの。ガリナ(ウォスコボエワ)のサーブをブレークするのは難しかったけど、それから2度ブレーク出来て集中を維持する事が出来たの。」と、ベグは試合を振り返った。

「昨日のアリーゼ(コルネ)戦では良いプレーが出来たけど、今日のガリナはもっとタフだった。彼女とは親しい友人だから対戦するのはやりずらかった。それでも勝利を上げる事は常に嬉しいもの。良いプレーが出来て、自分のテニスを取り戻せた事は、本当に嬉しく思う。」

「最初はこの大会には出場するつもりじゃなかったけど、大会の5日前に出場する事を決めて、何とかビザも取れて出場する事が出来たの。ランキングやポイントの事からのプレッシャーが何も無く試合に臨めるし、この大会での目標はただ試合をこなして自分のテニスを向上させて安定したプレーが出来るように努める事だった。この数日でそれが出来て本当に良かった。」とベグは無欲でここまで勝ち上がって来た事を明かした。

この日行われた試合結果は以下の通り。

U・ラドワンスカ (2) ○-× A・パノワ (7), 5-7, 6-2, 7-6 (7-3)
E・ビルネロバ ○-× A・カダントゥ (5), 6-3, 4-6, 6-2
D・ヴェキッチ ○-× B・ヨバノフスキ (6), 6-4, 6-4
I・C・ベグ ○-× G・ウォスコボエワ (8), 3-6, 7-6 (7-1), 7-5

今大会の優勝賞金は3万7000ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年9月14日10時25分)

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