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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会8日目の3日、女子シングル4回戦が行われ、第10シードのS・エラーニ(イタリア)が第6シードのA・ケルバー(ドイツ)を7-6 (7-5), 6-3で下し、今大会初のベスト8進出を決めた。
今季好調のエラーニは、年初の全豪オープンで自身初となるグランドスラムでのベスト8入りを果たすと、その後の全仏オープンでは第21シードながら決勝進出を果たし、惜しくもM・シャラポワ(ロシア)に敗れはしたものの準優勝。直後に自身初となるトップ10入りに成功し、世界のトップ選手の仲間入りを果たした。
この日エラーニは、71分に及ぶ第1セットをタイブレークの末に奪うと、一気に流れを引き寄せ、サウスポーのケルバーを1時間55分で退けた。
「今日の試合は精神的に厳しいものだった。長いラリーのポイントが多かったから、とても疲れた。それでもここニューヨークでベスト8に残れた事はとても嬉しいし、観客も最高だった。」と、試合を振り返ったエラーニは、疲労の色が濃い中でも勝利への喜びに浸っていた。
準々決勝でエラーニは、第2シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を下す波乱を起こした第20シードのR・ビンチ(イタリア)と対戦する。ビンチは、同じイタリア人でダブルスパートナーでもある。
この日行われた試合結果は以下の通り。
R・ビンチ (20) ○-× A・ラドワンスカ (2), 6-1, 6-4
S・ウィリアムズ(アメリカ) (4) ○-× A・フラヴァコバ(チェコ共和国), 6-0, 6-0
S・エラーニ (10) ○-× A・ケルバー (6), 7-6 (7-5), 6-3
A・イバノビッチ(セルビア) (12) ○-× T・ピロンコバ(ブルガリア), 6-0, 6-4
(翻訳/弓削忠則)
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