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男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、賞金総額183万8100ユーロ、ハード)は1日、シングルス1回戦8試合が行われ、錦織圭(日本)が第4シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に3-6, 6-3, 6-2の逆転で勝利、2回戦に進出した。
世界ランク32位の錦織は、第1セットこそ同7位のベルディフに先制を許したものの、それ以降は1本もブレークピンチに直面することなくサービスキープを続けると、第2セットで1度、第3セットでは2度のブレークをベルディフから奪い、2時間3分で勝利を収めた。
2009年のブリスベンでもベルディフから勝利している錦織は「今日のプレーには本当に満足しています。スロースタートでしたが、第2セットからリズムに乗り始め、第3セットでは本当に良いプレーになりました。満足しています。」と、勝利の喜びを語っている。
上海マスターズでのJW・ツォンガ(フランス)に続き、2大会連続でトップ10から勝利した錦織は、2回戦でA・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピはこの日、G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 6-2で下し、2回戦に進出している。
この日は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)も登場しており、X・マリス(ベルギー)を6-2, 4-6, 7-5のフルセットで下し、2回戦に進出している。
途中棄権で終わったデビスカップ準決勝以来、6週間ぶりの試合となるジョコビッチは、第1セットを2度のブレークで先制したものの、第2セットでは第9ゲームでマリスにブレークを許し、セットオールとされてしまう。
第3セットでジョコビッチは先にブレークに成功したものの、第9ゲームでマリスにブレークバックを許してしまう。しかし、ジョコビッチはゲームカウント5-5から2ゲームを連取して一気にマリスを突き放し、2時間12分で初戦突破を決めた。
「タイブレークには入りたくなかった。」とジョコビッチ。「第3セットのタイブレークは、誰が勝つか予想ができません。自分にとって素晴らしい試合ではありませんでした。今年は、これよりも良い試合をいくつもしてきました。しかし、自分にとって最も大切なのは、コート上で体に異常がなかったことです。」
またジョコビッチはこの日、コートに入場する際にハロウィンにちなんでホラーマスクをかぶって登場していた。
このことについてジョコビッチは「この数日、フェイスブックやツイッターでファンとコミュニケーションをとって、彼らがやれと言うものだから、やってみたのさ。試合の間、マスクは僕の隣に座っていた、ずっとこちらを見ていたから、少し怖かったよ。」と、おどけて見せた。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・ブレーク(アメリカ) ○-× M・フィッシュ(アメリカ) (5), 0-1, 途中棄権
M・ラマー ○-× M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 6-3
S・ワウリンカ(スイス) ○-× I・ドディグ(クロアチア), 6-4, 6-4
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× T・ベルッチ(ブラジル), 6-7 (5-7), 6-4, 6-3
I・リュビチッチ(クロアチア) ○-× M・ロドラ(フランス), 7-5, 6-4
今大会の優勝賞金は31万8000ユーロ。
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