HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのニューヘイブン・オープン(アメリカ/ニューヘイブン、賞金総額61万8000ドル、ハード)は26日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第3シードのF・スキアボーネ(イタリア)に7-6 (7-2), 6-3のストレートで勝利、大会4連覇に王手をかけた。
今大会での通算成績を16勝0敗としたウォズニアキは、決勝でP・ツェトコフサ(チェコ共和国)と対戦する。世界ランク40位のツェトコフサは、第2シードのN・リー(中国)を6-2, 5-7, 7-6 (11-9)の接戦で下し、決勝進出を決めている。
第1セットで2-4とリードされたウォズニアキであったが、第10ゲームでは崖っぷちまで追い詰められたラリー戦を逆転で制しブレークバックに成功、ゲームカウント5-5に並んでいた。
第10ゲームでウォズニアキはドロップショットでスキアボーネを揺さぶると、スキアボーネはロブでウォズニアキの頭上を抜く。しかし、ウォズニアキはボールを追いかけると、何とかロブで返球する。このチャンスボールをスキアボーネはスマッシュするが、ボールは無情にもアウト。このポイントでブレークバックとなったウォズニアキは、拳を突き上げた。
「ほとんどポイントは失ったようなものだから、出来るだけ高くボールを返すだけでした。」とウォズニアキ。「何度かポイントを奪われてもおかしくありませんでしたが、まだ続いていました。5-5にするブレークポイントでしたから、とても重要でした。」
これで息を吹き返したウォズニアキは、タイブレークでスキアボーネを圧倒して第1セットを先取すると、第2セットでは2度のブレークに成功、1時間34分で決勝進出を決めた。
来週から始まるUSオープンでも第1シードとして出場するウォズニアキは、第2セットが始まる前に右の大腿部にテーピングを施しているが、これは深刻な怪我ではなく、プレーには影響ないとしている。
「少し股の付け根に痛みを感じたので、用心のためにテーピングをしました。」とウォズニアキ。「それよりも、状態を悪化させないことが大切です。ですから、テーピングをして、これ以上は悪くならないようにしたかったのです。」
今大会の優勝賞金は10万3000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.