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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は火曜日にシングルス1回戦残り13試合が行われ、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)、第2シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)など、シード勢が揃って勝利を飾り2回戦進出を決めた。
世界ランク3位で26歳のズヴォナレーワは主催者推薦のN・アブデュライモバを6-1, 7-5で、同13位で20歳のパブリュチェンコワも予選を勝ち上がったV・ソロヴェイワを7-5, 6-4と、いずれもストレートで退け2回戦へ駒を進めた。
この日のセンターコートの最後の試合に登場したズヴォナレーワは第1セットをあっさり先取したが、第2セットは3-5とアブデュライモバにリードを奪われ、セットポイントも握られる苦しい展開を強いられた。しかしナイトマッチで行われたその試合では、実力に勝るズヴォナレーワはそのセットポイントを切り抜けると4ゲームを連取して1時間32分で勝利を掴んだ。
そのズヴォナレーワより一足先に勝利を上げたのがパブリュチェンコワだったが、何とこの試合だけで25本のダブルフォルトを犯す不安定なプレーだった。第1セットでは第1サーブが46%しか入らず、16本のダブルフォルトを記録したが、ストローク戦では格の違いを見せ3度ブレークされるも4度のブレークを奪い返し先取に成功した。
第2セットでは熱中症でトレーナーを要求する場面もあるなど、アイシングで体を冷やしながらプレーを続けたパブリュチェンコワは、3度ブレーク許すも4度のブレークに成功して2時間25分でストレート勝利を物にした。
ズヴォナレーワはT・アレフェイワを6-3, 6-3のストレートで倒したK・クコバ(スロバキア)と、パブリュチェンコワはZ・ディアスを6-0, 3-6, 7-5のフルセットで下した予選勝者のE・ボヴィナ(ロシア)と、それぞれベスト8進出を懸けて2回戦で対戦する。
その他、第3シードのE・ヴェスニナ(ロシア)も予選を勝ち上がったY・ブキナを6-2, 3-6, 7-5で、第4シードのE・マカロバ(ロシア)もA・クレマー(ルクセンブルグ)を6-1, 6-4のストレートで下して順当に2回戦へ進んだ。
2回戦ではヴェスニナはA・レザイ(フランス)と、マカロバはK・ボンダレンコ(ウクライナ)とそれぞれ顔を合わせる。レザイは主催者推薦のK・ファラドを6-0, 6-2で、ボンダレンコはL・ツレンコを6-3, 6-2で下しての勝ち上がり。
その他の試合結果は以下の通り。
M・ニクルスク(ルーマニア) (5) ○-× E・ジョーガトー, 5-1, 途中棄権
K・ペルバク(ロシア) (7) ○-× N・ラチーワカーン(タイ), 3-6, 6-1, 7-5
A・タチシュビリ(グルジア) ○-× E・ロディナ(ロシア) (8), 6-4, 6-2
T・ミカゼTatia ○-× N・クリサノワ, 6-0, 6-0
A・ヤキモバ(ベラルーシ) ○-× V・サヴィニク, 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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