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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(英国/ロンドン、賞金総額1460万ポンド、芝)は29日、男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのA・マレー(英国)がF・ロペス(スペイン)に6-3, 6-4, 6-4のストレートで勝利、3年連続で準決勝に進出した。
センターコート第2試合に登場したマレーは、ノーシードのロペスに対し自らのサービスゲームを全てキープすると、各セット1度ずつのブレークに成功、2時間1分で勝利を収めた。
試合後の会見でマレーは「全セットで良いスタートが切れました。彼のように良いサーブを打つ選手に対し、とても助けになりました。ビッグサーバーはセットの終盤にプレッシャーをかけてきます。だけど、今日は序盤でリードできたので、コートの後ろからでもポイントをコントロールできました。」と、試合を振り返った。
1936年のフレッド・ペリー以来となる地元勢のウィンブルドン制覇の期待を背負うマレーは、過去2年も準決勝に進出していたが、2009年はA・ロディック(アメリカ)、2010年はR・ナダル(スペイン)に敗れていた。
3年連続でベスト4となったマレーは、準決勝でディフェンディング・チャンピオンのナダルと対戦する。
リベンジのチャンスを得たマレーは「彼にも勝てると信じています。昨年はチャンスがありました。より優れたゲームプランが必要です。それは戦略や経験によるものになります。コートに出て、良いプレーをして、良いサーブを打ち、チャンスがあることを信じるだけです。」と、意気込みを語っている。
24歳のマレーは、今回で通算7度目となるグランドスラム準決勝進出となった。これはオープン化以降では英国勢の最多記録となる。過去には3度の決勝進出も経験しているが、いまだにメジャータイトル獲得には至っていない。
一方、今回が通算3度目のウィンブルドン準々決勝だったロペスは「今日の彼は、より優れた選手でしたし、コートでの彼は素晴らしかった。彼が信じられないようなプレーをしたことが今日の敗因です。しかし、それでも自分にとって素晴らしい大会でした。この経験を糧に、次に生かしていきたい。」と、勝者を称えた。
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