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女子テニスツアーのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、賞金総額22万ドル、クレー)は木曜日にシングルス準々決勝4試合を行い、第1シードのM・バルトリ(フランス)が第8シードのL・フラデカ(チェコ共和国)を6-2, 6-3のストレートで下すなど、シード勢がベスト4に進出した。
この日6本のサービスエースを記録したバルトリは、第1セットで1度のブレークをフラデカに許すも3度のブレークを奪い先取。第2セットで更に調子を上げたバルトリは、1本もブレークポイントを与えず逆にフラデカから1度ブレークを奪い、わずか70分でフラデカを退け、約4年ぶりとなるレッドクレーでの4強入りを果たした。
そのバルトリと決勝への切符を懸けて準決勝で対戦するのが、第7シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)。この日の準々決勝でメディーナ=ガリゲスは、予選を勝ち上がったM・ルチッチ(クロアチア)を6-4, 6-4で下していた。
今大会では過去3度の優勝を誇るメディーナ=ガリゲスは、8回目の出場となる今大会で6度目の準決勝進出となった。昨年も準決勝でM・シャラポワ(ロシア)に敗退していたメディーナ=ガリゲスは、バルトリに対して2勝5敗と分が悪いものの、その2勝はいずれもクレーコートで飾っており、先週のローマ大会の3回戦でもバルトリを下していた。
一方、1998年5月に自己最高の32位に上り詰めた29歳のルチッチは、1999年のウィンブルドンで準決勝進出を果たして以来となるツアー大会でのベスト8入りだった。現在106位のルチッチは、今大会も予選から勝ち上がっての準々決勝進出だったが、クレーを得意とするメディーナ=ガリゲスの前に惜しくも敗れ去った。
もう一方の準決勝は第2シードのA・ペトコビッチ(ドイツ)と第6シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)で争われる。
この日の準々決勝でペトコビッチは、第5シードのM・キリレンコ(ロシア)を6-4, 6-3で、ハンチュコバは第4シードのN・ペトロワ(ロシア)を6-4, 6-2と、いずれもストレートで退けての勝ち上がり。
この日ハンチュコバは、唯一ペトロワに握られたブレークポイントを退けると、第1セットは1度、第2セットは2度のブレークを奪い1時間31分でペトロワを倒した。
2000年以来に今大会に出場しているハンチュコバは、その時も2回戦でペトロワに勝利していたが、それ以降は昨年まで4連敗を喫していた。昨年のマイアミ大会でもペトロワを破っていたハンチュコバは、この日の勝利でペトロワとの対戦成績を3勝4敗としている。
ペトコビッチは第1セットで、キリレンコに1度ブレークを許すも2度のブレークを奪い返しそのセットを先取。しかし、第2セットはブレーク合戦となり、ペトコビッチは3度ブレークされるも5度のブレークに成功し1時間32分でキリレンコを退けた。ペトコビッチとハンチュコバは今年の開幕戦のブリスベンで初対戦しており、その時はペトコビッチがストレートでハンチュコバを下していた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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