HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのエキシビションである香港クラシック・トーナメント(中国/香港、ハード)は7日、地元中国のエースであるN・リー(中国)とV・ウィリアムズ(アメリカ)の対戦が行なわれ、リーがヴィーナスに6-3, 7-6 (7-3)のストレートで勝利を収めた。
これまでにグランドスラムで7個のシングルスタイトルを獲得しているヴィーナスは、これらの試合が全豪オープンへのウォームアップとして助けになっているとした。30歳のヴィーナスは、左ひざの怪我から復帰したばかり。
木曜日の試合では、世界ランク2位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)に敗れているヴィーナスは「今日は明らかに良いリズムでプレーできました。ショットの感覚がとても良くなり始めました。重要なポイントでビッグサーブも出始めました。自分のプレーに前向きな感覚があります。」と、完全復活への手応えを述べた。
この日の試合でヴィーナスは、第1セット第8ゲームで世界ランク11位のリーにブレークを許してしまい、そのままセットを先制されてしまう。第2セットでも劣勢は続き、ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームではマッチポイントのピンチもあった。ここからブレークバックに成功したヴィーナスであったが、タイブレークではリーに突き放された。
この勝利でヴィーナスとの対戦成績を2勝0敗としたリーは、昨年の全豪オープン準々決勝でもヴィーナスから勝利していた。
「今日はブレークポイントに直面しながらもゲームをキープできたり、ブレークダウンから追いついたりと、しばらくの間できなかったことが全て出来て良かったです。」とヴィーナス。「試合の数が足りない自分にとって、こういったゲームはとても価値があるものです。」
一方のリーは、これまでの対戦成績からポジティブな印象を持って試合に臨んだとしている。また自らの負傷によりツアーを離れていた経験があるリーは、怪我から復帰することの難しさを強調した。
「彼女と再戦するにあたり、以前よりも自信があったかも知れません。怪我から復帰したとき、私も同じような感覚でした。自分の体を100%信じきれず、別の怪我をしないかどうか恐れてしまうのです。」
この他に行なわれた試合では、M・キリレンコ(ロシア)がA・レザイ(フランス)に6-3, 4-6, 6-3で、M・ウダン(アメリカ)がL・チャンに6-3, 6-1でそれぞれ勝利している。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.