HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、賞金総額22万ドル、クレー)は金曜日に準決勝を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第5シードで今大会3度優勝のA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で下し、見事、決勝進出を決めた。
シャラポワはサーブが不調で、第1セットではわずか1度しかサービスをキープできなかった。一方、クレー巧者のメディーナ=ガリゲスはシャラポワの強打をうまくかわし、このセットを6-4で奪う。
しかし元世界女王のシャラポワは第2セットに入ると本来の調子を発揮、5ゲーム連取の猛攻などで同セットを6-2奪う。最終セットでも勢いを持続したシャラポワは、2度のブレークに成功、このセットを6-2で奪うと、そのまま試合に終止符を打った。
WTAツアー22勝目を目指すシャラポワは決勝で、ノーシードから勝ち上がったK・バロア(ドイツ)と対戦する。キャリア初のツアー決勝進出を決めたバロアは、準決勝で同じくノーシードのV・キング(アメリカ)を2-6, 6-2, 7-6 (8-6)のスコアで振り切っての勝ち上がり。
大接戦となったこの準決勝では、バロアの取得ポイントが86、キングは85で、バロアにとっては僅差の勝利だった。
キングは第1セット、3-0とリードすると、そのまま同セットを6-2で奪う。
第2セットではバロアが2度のブレークに成功、6-2で同セットを奪い返し、試合はファイナルセットへ。
バロアは第3セットで5-5からキングのサービスをブレーク、6-5とリードし、自分のサービスを迎える。しかしここからキングが意地をみせてブレークバックに成功すると、試合はタイブレークへ。
タイブレークも接戦となったが、6-6からバロアが2ポイント連取に成功すると、見事、大接戦を制した。
シャラポワはこの日、木曜日に雨で延期となった準々決勝もこなさなければならないというタフなスケジュールとなっていた。
シャラポワが3-2とリードした時点から再開されたその準々決勝ではJ・ジョルジュ(ドイツ)を7-6 (7-2), 6-1で下し、ベスト4入りを決めてからのメディーナ=ガリゲス戦だった。そのメディーナ=ガリゲスは準々決勝でS・アービッドソン(スウェーデン)を6-2, 7-5で倒していた。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.