HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのバルセロナ女子オープン(スペイン/バルセロナ、賞金総額22万ドル、クレー)は14日、シングルス2回戦8試合が行われ、第1シードのF・スキアボーネ(イタリア)はT・ガルビン(イタリア)を6-4, 6-3で下すも、その他のシード勢が次々と敗退する波乱の1日となった。
世界ランク17位のスキアボーネは、同56位のガルビンを1時間33分で下し、順当にベスト8入りを決めた。準々決勝では、K・バロア(ドイツ)を6-3, 7-5で退けた第7シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)と対戦する。
前日の火曜日に行われた1回戦でシード勢3選手が敗退し、この日も次々にシード勢が敗退する中、ベスト8で残るシード選手はスキアボーネとスアレス・ナバロだけとなる波乱の大会となった。
その波乱となったこの日の試合では、主催者推薦のA・パーラ=サントンハ(スペイン)が第3シードのMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)を7-5, 3-6, 7-5のフルセットで、Y・シュウェドワ(カザフスタン)が第4シードのM・キリレンコ(ロシア)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で、I・ベネソバ(チェコ共和国)が第5シードのS・シルステア(ルーマニア)を6-1, 6-4のストレートで下して8強進出を果たした。
また1回戦で第2シードのA・レザイ(フランス)を破った前年度チャンピオンのR・ビンチ(イタリア)も主催者推薦で出場のL・ポウス・ティオ(スペイン)を4-6, 6-0, 6-3の逆転で倒し、準々決勝へ駒を進めた。
準々決勝では、パーラ=サントンハがA・ドゥルゲグ(ルーマニア)と、シュウェドワはベネソバと、ビンチはT・バシンスキー(スイス)とそれぞれ顔を合わせる。
ドゥルゲグはS・エラーニ(イタリア)を2-6, 6-3, 7-6 (7-5)で、バシンスキーもR・クリコバ(ロシア)を2-6, 6-2, 6-3と同じく逆転で下したの勝ち上がり。昨年、ドゥルゲグはワルシャワで、バシンスキーはルクセンブルグで、それぞれツアー初優勝を飾るなど伸び盛りの選手で、両者2度目のツアー優勝を狙う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.