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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会6日目の23日、女子シングルス3回戦が行われ、ナイトセッションに登場した第4シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が、第29シードのS・ペア(イスラエル)を6-4, 6-0のストレートで下し、4回戦に進出した。
昨年のUSオープンで決勝に進出し、メジャータイトル獲得まであと一歩まで迫っていた19歳のウォズニアキは、第1セットこそ1度のペアにブレークに許し接戦となったが、第2セットでは一気に世界ランク28位のペアを押し切り、1時間20分で勝利を手にした。
準優勝した昨年のUSオープン以外では、4回戦の壁を突破していないウォズニアキは、第16シードのN・リー(中国)とベスト8入りをかけて対戦する。リーは、2008年のベスト4でもある第22シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を7-5, 3-6, 6-2のフルセットで振り切り、4回戦進出を決めている。
ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は、第32シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)を6-0, 6-3で圧倒したが、スコアが示すほど楽な試合ではなかった。
第1セット第6ゲーム、このゲームだけでセリーナは5本のブレークピンチに直面し、13度のデュースを経て8本目のセットポイントでようやくセットを先取することができた。このゲームだけで20分を費やし、それはそれまでの5ゲームにかかった時間17分よりも長かった。
試合後の会見でセリーナは「間違いなく一番タフな6-0のセットだったわ。特に終盤で彼女は本当に戦っていたわ。そこで自分に“OKセリーナ、プレッシャーをかけすぎないで。最悪でも5-1になるだけよ”と思っていたわ。」と振り返った。
大会連覇を目指すセリーナは、4回戦で地元期待のS・ストザー(オーストラリア)を迎え撃つ。第13シードのストザーは、A・ブリアンティ(イタリア)に6-4, 6-1で快勝、地元観客の期待に応えている。
直近の対戦でストザーに敗れているセリーナは「私が良いショットを打っても、彼女はそれをウィナーで返してきたことを覚えているわ。何を予想すれば分かっているし、彼女は捨て身で挑んでくるでしょうね。」とリベンジに燃えていた。
この他の試合の結果は以下の通り。
V・ウィリアムズ(アメリカ) (6) ○-× C・デラクア(オーストラリア), 6-1, 7-6 (7-4)
V・アザレンカ(ベラルーシ) (7) ○-× T・ガルビン(イタリア), 6-0, 6-2
V・ズヴォナレーワ(ロシア) (9) ○-× G・ドゥルコ(アルゼンチン), 6-1, 7-5
F・スキアボーネ(イタリア) (17) ○-× A・ラドワンスカ(ポーランド) (10), 6-2, 6-2
今大会の優勝賞金は210万豪ドル。日本円でおよそ1億7640万円。
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