男子テニスツアーのインディアナポリス・テニス選手権(アメリカ/インディアナポリス、賞金総額60万ドル、ハード)は23日、シングルス2回戦が行なわれ、第3シードのS・クエリー(アメリカ)が、主催者推薦で同胞のR・ラム(アメリカ)を7-5, 6-3のストレートで下すなど、ベスト8が出揃った。
クエリーとラムは、今月行われたキャンベル殿堂テニス選手権の決勝でも対戦しており、その時はラムが勝利しキャリア初となるツアータイトルを獲得していた。しかし今回は、クエリーが13本のサービスエースを決めるなどし、ラムに付け入るスキを与えなかった。
「良いプレーが出来た。サーブが良かったし、フォアハンドも良かった。普段では取れないボールもいくつか取れたよ。ラムはビッグサーブを持っているから、大変な相手だよ。」とクエリーはコメントを残した。
クエリーは準々決勝で第7シードのM・ジケル(フランス)と対戦する。ジケルは、地元勢のJ・レヴィン(アメリカ)を6-2, 6-2で下し、ベスト8進出を決めた。
また、第1シードのD・ツルスノフ(ロシア)はM・ダニエル(ブラジル)を6-3, 6-3で下し、ベスト8に進出している。ダニエルは、同日に行われた1回戦で、T・デント(アメリカ)に6-2, 6-4で勝利していた。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・ボゴモロフJR(アメリカ) ○-× D・セラ(イスラエル) (2), 6-4, 7-6
W・オディスニク(アメリカ) ○-× I・クニツィン(ロシア) (4), 2-6, 6-1, 6-1
F・ダンチェビッチ(カナダ) ○-× B・ベッカー(ドイツ) (5), 6-2, 7-5
J・アイズナー(アメリカ) ○-× D・イストミン(ウズベキスタン) (8), 6-4, 2-2, 途中棄権
R・ジネプリ(アメリカ) ○-× E・シュワンク(アルゼンチン), 6-7 (1-7), 6-3, 6-0
今大会の優勝賞金は7万1700ドル。
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