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女子テニスツアーのパレルモ国際女子（イタリア/パレルモ、賞金総額２２万ドル、クレー）は１８日、シングルス準決勝が行なわれ、ディフェンディング・チャンピオンで第５シードのＳ・エラーニ（イタリア）が、ノーシードのＡ・グローネフェルド（ドイツ）を6-3, 4-6, 6-1のフルセットで破り、大会２連覇に王手をかけた。

キャリア通算３度目のツアー優勝を目指すエラーニは、決勝で第１シードのＦ・ペネッタ（イタリア）と対戦する。ペネッタは同胞のＴ・ガルビン（イタリア）を6-1, 6-1のストレートで下し決勝に進出、地元イタリア勢の２人がタイトルを争う。

世界ランク４７位のエラーニは今大会とは相性が良く、通算成績を１２勝１敗とし、昨年はタイトルを獲得しているほか、２００７年にはベスト４に進出していた。

一方のペネッタは、今大会ここまで全ての試合をストレートで勝ち上がる好調ぶりだが、昨年の準決勝ではエラーニに敗れている。ペネッタとエラーニの通算対戦成績は、１勝１敗の五分となっている。

世界ランク１５位のペネッタは、今大会ではタイトル獲得に至っていないものの、２００４年にも決勝に進出しており、今回が２度目の地元タイトルへの挑戦となる。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。