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男子テニスツアーのオルディナ・オープン男子（オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額４５万ユーロ、芝）は、大会２日目の月曜日にシングルス１回戦を行い、前年度覇者で第３シードのＤ・フェレール（スペイン）が主催者推薦のＪ・ウタ-ガルング（オランダ）を6-2, 7-5のストレートで下し２連覇へ好発進した。

現在世界ランク１９位のフェレールは、昨年の決勝ではＭ・ジケル（フランス）をストレートで下して自身７度目のタイトルを獲得していた。この１年間は優勝から遠ざかっているフェレールは、大会２連覇へ向けて地元から同１４７位のウタ-ガルングに２度のブレークを許すも、５度のブレークを奪い１時間３３分で２回戦進出を決めた。

昨年準優勝のジケルも今大会第６シードで出場しており、この日はＳ・ダルシス（ベルギー）を6-2, 6-3と１時間足らずで倒し、２年連続の決勝進出へ好スタートを切った。フェレールはＤ・ケレラー（オーストリア）を6-3, 6-2で下したＯ・エルナンデス（スペイン）と、ジケルはⅠ・ナバロ（スペイン）と２回戦を行う。

その他シード勢は、第４シードのＲ・シュトラー（ドイツ）がＮ・デヴィルダー（フランス）を6-4, 7-6 (8-6)で、第７シードのＪ・シャーディ（フランス）がＰ・ペッツシュナー（ドイツ）を6-1, 6-3と、いずれもストレートで初戦を突破した。シュトラーはＴ・デ=バッカー（オランダ）とＢ・パウ（ドイツ）の勝者と、シャーディは主催者推薦のＤ・バルタを6-3, 6-3で破った予選勝者のＤ・ノーマン（ベルギー）と２回戦で戦う。

第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）とＭ・バグダティス（キプロス）の試合は日没のため開始されずに翌日へと延期となった。デ=バッカーとパウの１回戦も7-6 (7-3), 2-6, 1-1とパウが第２セットを取りフルセットへ持ち込んだが、試合途中で日没となり延期となった。

第８シードのＭ・ズベレフ（ドイツ）はＭ・ロドラ（フランス）との１回戦途中で、1-4とリードされたところで、足の付け根を痛め試合続行が不可能となり棄権を申し入れ、ロドラが２回戦へ駒を進めた。ズベレフはＪ・ヘルニチ（チェコ共和国）を2-6, 7-5, 6-2の逆転で倒した主催者推薦のＫ・フリーゲン（ベルギー）と２回戦で対戦する。

残りの試合では、予選を勝ち上がったＢ・ベッカー（ドイツ）がＦ・セラ（フランス）を6-3, 6-4のストレートで下し初戦を突破、２回戦では第１シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）の胸を借りる。

今大会の優勝賞金は７万１７００ユーロ。