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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額75万ユーロ、芝)は、火曜日にシングルス2回戦が行われ、第2シードのA・ロディック(アメリカ)がK・フリーゲン(ベルギー)を6-1, 6-4と危なげなく退けるなど、上位シード勢が順当に3回戦進出を決めた。
ウィンブルドンへの前哨戦の1つである今大会では、これまでに4回の優勝を誇るロディックは、この日も11本ものサービスエースをたたき出すなど、わずか55分でイストミンから勝利を奪った。
「クレーシーズンから芝へ移ることは、1年間の間で一番嬉しい季節だね。自分のテニススタイルでは、特に芝へ向けて調整するところはほとんどない。芝そのものを受け入れて、コートに立ってテニスをするだけって感じなんだ。」とロディックは、苦手とするクレーとは逆に、芝でのプレーに気分が良さそうだった。
上位8シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦となった。
その他、第4シードのG・モンフィス(フランス)がA・ゴルベフ(カザフスタン)を6-3, 3-6, 7-6 (7-5)で、第6シードのJ・ブレーク(アメリカ)がI・リュビチッチ(クロアチア)を6-2, 7-6 (7-4)で、第8シードのM・フィッシュ(アメリカ)がM・ロドラ(フランス)を5-7, 7-6 (7-5), 6-3で、S・クエリー(アメリカ)が主催者推薦のK・アンダーソン(南アフリカ)を7-5, 6-3と、クレーで元気のなかったアメリカ勢全てが3回戦進出を決めた。
その他、第10シードのF・ロペス(スペイン)もD・イストミン(ウズベキスタン)を7-6 (7-3), 4-6, 7-6 (7-5)の接戦の末退けて、順当に3回戦へ駒を進めた。
この日は残りのシングルス1回戦全てが行われた。元世界ランク1位のJ・C・フェレーロ(スペイン)はS・グロージャン(フランス)との試合途中、6-2, 2-1とリードしたところでグロージャンが右肩の痛みを訴え棄権を申し入れ、初戦突破となった。この勝利がフェレーロのキャリア400勝目となる記念の勝利となった。
その他、1回戦の結果は以下の通り。
I・カルロビッチ(クロアチア) (9) ○-× T・ガバシュビリ(ロシア), 6-3, 7-6 (13-11)
A・マルティン(スペイン) ○-× E・ガルビス(ラトビア) (13), 7-6 (11-9), 6-4
S・ダルシス(ベルギー) ○-× P・カプデビル(チリ), 3-6, 6-3, 6-4
J・ベネトー(フランス) ○-× D・ケレラー(オーストリア), 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は8万4300ユーロ。
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