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(フランス、リヨン)
リヨン・グランプリ(賞金総額96万5千ドル、インドア、カーペット)は28日、シングルス決勝を行い、ノーシードのベテランS・グロージャン(フランス)がM・ジケル(フランス)を7-6(7-5), 6-4で下し、今季初めて、2002年以来5年ぶりとなるツアー優勝を果たした。またグロージャンは、JW・ツォンガ(フランス)と組んだダブルスも制しており、男子ツアー今季3人目の単複優勝者となった。
2002年のサンクトペテルブルグ以来となるツアー通算4勝目を手にしたグロージャンは、今季の成績が芳しくなく、今大会以前の時点で1度もベスト4入りできていなかったが、決勝までシード選手と顔を合わさないという幸運にも恵まれた。グロージャンは優勝賞金13万6千ドルを獲得し、81位まで後退させていた世界ランクを49位まで上昇させた。
決勝では、17本のサービスエースを放ち、ブレークポイント3本のうち1本をものにして、ジケルとの同胞対決を制した。両者は以前に、昨年同大会の準々決勝で1度だけ対戦があり、その時はジケルが勝っていた。グロージャンはリベンジを果たした格好となった。
今大会の決勝が地元勢対決となったのは21年の歴史の中で2度目のことで、29歳のグロージャンはこの大会を制した6人目の地元フランス人選手となった。過去にはY・ノア(フランス)(1987年)、F・サントロ(フランス)(1997年)、A・クレマン(フランス)(2000年)、P・H・マチュー(フランス)(2002年)、R・ガスケ(フランス)(2006年)が優勝者となっている。
一方、ジケルは1回戦で第2シードのT・ロブレド(スペイン)を下し、昨年同大会以来のツアー決勝進出を決めていたが、2年連続の準優勝に終わった。
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