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(ルーマニア、ブカレスト)
BCRルーマニア・オープン(賞金総額48万7千ドル、クレー)は12日、シングルス2回戦が行われ、第5シードのI・アンドレエフ(ロシア)がM・ジケル(フランス)に4-6, 3-6で敗れ、前日に続きシード選手が敗退する結果となった。
ジケルはこの勝利で、2月のドバイでアンドレエフにフルセットで敗れた雪辱を果たした形となり、7月以来のベスト8進出を決めた。ジケルは準々決勝では同胞のG・モンフィス(フランス)と顔を合わせる。
アンドレエフは、全仏オープンを含め、今季出場したクレー5大会中4大会でベスト8以上の成績を収めてきたが、今大会は早々に姿を消すこととなった。
予選から勝ち上がったモンフィスは、M・バッサロ=アルグエッロ(イタリア)を6-4, 6-4で下しての勝ち上がり。モンフィスは5月のクレー大会のセントポールテンでは準優勝を飾るなどクレーを得意とし、火曜日の1回戦でも第2シードのF・ボランドリ(イタリア)を下す殊勲を上げていた。
第6シードのG・シモン(フランス)はE・コロレフ(ロシア)を6-4, 6-2で倒した。準決勝進出をかけて、A・セッピ(イタリア)を6-0, 6-3で下したH・アーマンドと対戦する。アーマンドは2004年のデルレイ・ビーチの大会以来、初めてATPレベルの大会で連勝を記録した。
今大会の優勝賞金は7万7千ドル。
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