HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(ポーランド、ソポト)
オレンジ・プロコム・オープン(賞金総額58万ドル、クレー)は3日、シングルス準々決勝を行い、第2シードのT・ロブレド(スペイン)がS・クーベック(オーストリア)を5-7, 6-4, 6-1で下し、シード選手としてはただ1人準決勝に駒を進めた。
世界ランク7位のロブレドは今季はまだ優勝がないが、2001年の同大会でツアー初優勝を飾っており、思い出の大会でのツアー5勝目に向けてチャンスをものにしたいところ。
試合後「今日は雨が降っていたのでタフな試合となった。ボールは遅くなり、クーベックに少し有利なようになっていたと思う。」と話したロブレドは、この試合では第1セットを落とし、第2セットも0-3となってからの見事な逆転勝ちで、「僕はただ粘った。第2セットで0-3となったときに新しいボールに変わったので、挽回するチャンスだと思った。」と振り返った。ロブレドは0-3となって以降の7ゲームのうち6ゲームを奪って第2セットを取ると、第3セットの第1ゲームでクーベックのサービスをブレークし、波に乗った。
「3-3となった時点で長いゲームがあったけど、そこでブレークをすることができて4-3となった。そこから第2、3セットを奪うことに成功できたよ。今はホテルに戻って食事をして明日のために休みたい気分だね。」
ロブレドは準決勝で、I・アンドレエフ(ロシア)に6-4, 7-5で勝ったG・シモン(フランス)と対戦する。ロブレドはシモンとこれまで2度対戦しており(いずれもクレー)、戦績はロブレドの2勝0敗。今季のローマの大会でもストレート勝ちしている。
シモンは2月の地元マルセイユの大会でツアー初優勝を飾って以来、久々の好調ぶりをアピールしている。
「アンドレエフに勝つのは決して楽なことではない。だから今日彼に勝てて自分を誇らしく思っているよ。いい試合だったと思う。」とシモンは語った。「これまでのシーズンよりも厳しいトレーニングに励んできた。僕のテニスは毎日上達している。もっと攻撃的になれるように努力しているし、弱点を克服しようと試みている。だからこれまでのシーズンよりも今季のプレーの調子がいいのだと思う。」
ドローの上の山の準決勝は、J・アカスーソ(アルゼンチン)対A・モンタネス(スペイン)となる。モンタネスはツアー優勝はまだないが、アカスーソは今大会でツアー4度目の優勝を狙う。
両者ともにノーシードだが、アカスーソは準々決勝で第7シードのF・マイヤー(ドイツ)を7-6(7-4), 6-3で下してのベスト4入り。モンタネスは準々決勝でノーシードから勝ち上がったM・バッサロ=アルグエッロ(イタリア)を2-6, 6-4, 6-2で下して準決勝進出を決めた。
バッサロ=アルグエッロは、第1シードで昨年覇者のN・ダビデンコ(ロシア)が左足の怪我で途中棄権してのベスト8入りだった。ダビデンコの負傷は全米オープン出場には支障がないとのこと。
今大会の優勝賞金は8万1千ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.