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(ドイツ、デュッセルドルフ)
国別対抗戦のARAG・ATP世界チーム選手権は24日、レッド・グループの2試合を行い、アルゼンチンがチリを3-0で下して、2年ぶりの決勝進出を決めた。
アルゼンチン対チリ戦の第1シングルスでは、J・I・チェラ(アルゼンチン)が世界ランク5位のF・ゴンサレス(チリ)を6-3, 7-5のストレートで退けた。チェラはファースト・サーブのポイント獲得率が71%と安定した戦いぶりで、4度握られたブレイク・ポイントを全て切り抜けた。続く第2シングルスでは、J・アカスーソ(アルゼンチン)がN・マス(チリ)を6-3, 6-4で下し、今大会負けなしの3連勝を飾り、アルゼンチンの勝利を決定付けた。ダブルスでも、A・カイエリ(アルゼンチン)/S・プリエト組がJ・アギラール/J・ペラルタ(チリ)組を6-4, 7-5で下し、3戦全勝とした。アルゼンチンは1980年と2002年に優勝している。
2003年、2004年覇者のチリは、スウェーデンとアメリカから勝利を上げており、この日のアルゼンチンに勝つと決勝への切符を手にするはずだった。チリが敗れたことにより、この日3戦全勝すると1993年以来の決勝進出の可能性が生まれていたアメリカだが、今大会全敗のスウェーデンに1勝2敗で敗れ、自らその可能性を逃した。
アメリカは、水曜日に足を負傷したM・フィッシュ(アメリカ)に代わってダブルス要員のM・ブライアン(アメリカ)が第1シングルスに登場、T・ヨハンソン(スウェーデン)対戦したが、サービスが好調のヨハンソンの前に3-6, 3-6で屈した。世界ランク8位のJ・ブレーク(アメリカ)も波に乗れず、R・ソデルリング(スウェーデン)に試合時間わずか57分、3-6, 3-6で敗北を喫した。続くダブルスでは、M・ブライアン&B・ブライアン(アメリカ)兄弟が6-2, 6-1でヨハンソン/ソデルリング組を一蹴した。この日の敗退で、アメリカは3年連続のラウンドロビン最下位が決まった。
金曜日には、予選ラウンドロビンのブルー・グループ、チェコ共和国対ドイツ、スペイン対ベルギーの試合が行われる。を行う。初優勝を目指すチェコ共和国は、ドイツに勝利すると2003年以来の決勝への切符を手にする。
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