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(ドイツ、ベルリン)
ドイツ・オープン(賞金総額134万ドル、クレー)は12日、前日の雨で順延となっていた準々決勝を行い、第1シードのJ・エナン(ベルギー)が第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を3-6, 6-4, 6-4のスコアで振り切り、準決勝進出を決めた。
この試合では、エナンが第1セットを落とし、第2セットも4-4となった状態で前日から順延が決まっていた。そして、最終セットでもヤンコビッチが4-0とリードしていただけに、ヤンコビッチにとって残念な敗退となった。
エナンは準々決勝の後、続けて準決勝を行い、第3シードS・クズネツォワ(ロシア)と闘ったが、クズネツォワが6-4, 5-7, 3-2とリードした時点で、再び降雨で順延となった。24歳のエナンはこれまでクズネツォワと過去15度対戦し14勝、最近では10連勝している。今季もドバイとドーハの大会で顔を合わせているが、いずれもエナンが勝利している。
エナンとクズネツォワ戦の勝者は、日曜日の決勝で第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。現在世界ランク16位のイバノビッチは準決勝でノーシードのJ・バクレンコ(ウクライナ)と対戦。イバノビッチが4-3とリードした場面でバクレンコが右手の負傷を訴え棄権、イバノビッチがツアー4度目の決勝進出を決めた。
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