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ペトロワとゴロバンが決勝進出◇ポルシェ・テニス・グランプリ
（ドイツ、シュトゥットガルト）
ポルシェ・テニス・グランプリ（賞金総額６５万ドル、ティア２）は土曜日準決勝が行われ、第４シードのＮ・ペトロワ（ロシア）が第２シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）を6-2, 1-6, 6-4で振り切り、見事決勝進出を決めた。ペトロワはクズネツォワに対して初勝利。
敗れたクズネツォワはバリ、北京に続く３大会連続優勝を狙っており、ツアー１０連勝中だったが、不調脱出の兆しが見えるペトロワに押し切られた。
２４歳のペトロワは最近の８大会で準々決勝に進んだのがわずか１大会と調子を落としていたが、ようやく今季５度目の決勝進出を決めた。これまで決勝に進んだ４大会では全て優勝しており、同じくドイツのベルリン・オープンでもタイトルを獲得している。
ペトロワは日曜日に行われる決勝でＴ・ゴロバン（フランス）と対戦する。ゴロバンは第５シードのＰ・シュニーダー（スイス）を6-1, 5-7, 7-5で倒しての決勝進出。
１８歳のゴロバンは昨年のジャパン・オープン以来の決勝進出となった。これまでツアーで２度決勝進出するもいずれも準優勝に終わっている。
しかしゴロバンはペトロワに対して相性が良く、過去３度対戦し３連勝中。このうち２度は今季の対戦で、全米オープンの３回戦でも勝っている。
「３度目の決勝進出でとてもうれしい。明日は持てるもの全てを出すつもり。」とゴロバンは意気込みを見せている。
今大会の優勝賞金は１０万ドル。
（2006年10月8日9時50分）
全仏OP3連覇へ レジェンドお墨付き 
