テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク318位のM・クアメ(フランス)が同71位のA・バジェホ(パラグアイ)を6-3, 7-5, 3-6, 2-6, 7-6 (10-8)の約5時間に及ぶフルセットの死闘の末に破り、四大大会初出場で3回戦進出を果たした。
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フランスの新星として注目されている2009年生まれで17歳のクアメは、ワイルドカードを受け取り今大会で四大大会本戦初出場を果たすと、1回戦で世界ランク46位のM・チリッチ(クロアチア)を下し初戦突破を果たした。
22歳のバジェホとの顔合わせとなった2回戦、クアメは第1セットと第2セットでいずれも2度のブレークに成功し、2セットアップとする。
しかし、ここからサービスキープに苦戦したクアメは、第3セットと第4セットで合計5度のブレークを許し、2セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、クアメは第6ゲームで先にブレークを許し、ゲームカウント2-5と追い込まれる。それでもクアメは相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックに成功すると、最後は10ポイントマッチのタイブレークを制し、4時間56分の死闘を制した。
なお、17歳2ヵ月での3回戦進出は、オープン化以降の同大会で史上5番目の若さとなる。今世紀においては最年少記録となった。
勝利したクアメは3回戦で世界ランク36位のA・タビロ(チリ)と対戦する。タビロは2回戦で第16シードのV・バチェロット(モナコ)が試合前に棄権したことで3回戦に進んでいる。
【全仏オープン3回戦進出 年少記録】※オープン化以降
M・チャン(アメリカ) 16歳3ヵ月 1988年
K・カールソン(スウェーデン) 16歳4ヵ月 1984年
J・アレクサンダー(オーストラリア) 16歳10ヵ月 1968年
B・ボルグ(スウェーデン) 16歳11ヵ月 1973年
クアメ 17歳2ヵ月 2026年
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