株式会社アイケアLaBo 代表取締役・樫村瑞生氏インタビュー

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眼から脳に入ってくる情報処理のプロセスを鍛え、整える重要性を聞いた
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企画提供:アイケアLaBo

皆さんは「アイケアLaBo」という社名を聞いて、どんなイメージを持つだろうか。その名のとおり「眼(アイ)のケア」と受け取れば、「不調を感じる眼を労わる・ケアする」という印象を抱くはずだ。もちろん大枠としては間違っていないが、同社の成り立ちやアプローチを知れば、さらにその本質が見えてくる。代表取締役・樫村瑞生氏に聞いた。

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■「眼球」だけでなく、「眼から脳へ入る情報処理」を鍛えていく

見えづらくなった、視力が落ちた。そう感じた際、まず疑うのは「眼球そのものの問題」だろう。

「実際、ほぼ100%の人がそう思うはずですが、私たちの考え方は別のところにあります。お客さまの眼球自体にトラブルが疑われる場合は、眼科医をしっかり受診していただき、医学的な検査と処方に基づいた対応をしていただきます。そのうえで、私たちが提供するスタンスは、『眼から脳に入ってくる情報処理のプロセスを鍛え、整えることで、きちんと情報を処理し、“見える”状態を作っていきましょう』というものです」

具体的なメソッドの内容に入る前に、樫村氏の生い立ちに迫ったほうが理解しやすいかもしれない。

中学・高校時代は野球部に所属し、ジュニアの世界でも名の知られた選手だったが、全身がねじ上がってしまう「運動性ジストニア」を発症し、野球での将来をあきらめざるを得なかった。

「野球が人生のすべてだったので深く落ち込みました。その後、大学進学時に病院で処方された薬を飲んだところ、1日だけ症状がピタリと治まったんです。それが自分の将来を決める一番のきっかけでした」

野球をあきらめたことへの後悔。そして「自分の身体について知らなかった」という思い。将来、自分と同じように後悔する人を少なくしたいと猛勉強し、大学在学中にアスレティックトレーナーの資格を取得する。

「その後も身体のケアについて深く学びたかったので、フリーランス活動のかたわら柔道整復師の専門学校に通いました。その時期に、たまたまSNSで分子栄養学に出会い、『身体の不調は自身のアプローチ次第でケアできる』という考え方を知りました。『もしかしたら自分のコンディションも整えられるかもしれない』と思い、薬での治療と併用して食事を見直したところ、徐々に薬に頼る頻度が減っていったのです」

世の中で「不可能」と言われていることは、今の段階で不可能とされているだけで、ずっと不可能とは限らない。単にまだ知識がない、あるいは方法が見つかっていないだけではないか。そう確信した樫村氏は2019年5月24日、パーソナルジムを運営する会社を設立した。

■コロナ禍による「眼の不調」の増加が転機に

ビジネスの出発点はパーソナルジムだったが、なぜ「眼」へとシフトしたのか。

「ご存じのとおり、新型コロナウイルスが世界を覆い、リモートワークが急増したことで、『眼の不調や疲れ』に悩む人の声が非常に増えました。一方で、多くの人が『一度悪くなった見え方を改善するのは無理だ』とあきらめていました。しかし、私はあきらめたくなかったんです」

「眼のコンディションについても、何らかのアプローチができるはずだ」と信じた樫村氏は、ハワイでの研究や自身の探求を通じて、独自のメソッドを開発した。その結果、見え方の向上が期待できるケースが出てきたばかりか、身体のこわばりが和らいだり、メンタル面まで安定したりする人も増えたという。

「これは非常に興味深いと思い調べてみると、全世界的に眼の悩みを抱えている人が多いことが分かりました。2050年には世界人口の半分、およそ50億人が近視になるという予測まで目にしました。だからこそ、この眼のケアを全世界に広げていきたいと考えたのです。今の施術がゴールではありません。現在も医学的なエビデンスを取得するなど、さらなるブラッシュアップを続けています」

気になるのは、その具体的なケアの方法だ。

「まずは『自分の眼の状態を認識する』ということです。自分の眼が普段どのような見方をしているのか、どんなクセがあるのかを知らなければ、なぜ疲れているのかもわかりません」

次に重視するのが、眼から脳への正しい情報伝達だ。

「眼で捉えた情報を、脳に正しく伝達する機能です。例えば、冬季オリンピックに出場したあるスキー選手は、『スタート台に立つと視界がぼやける』と訴えていました。しかし、実は眼そのものがぼやけているわけではありませんでした。眼は情報をとらえているのですが、『どう滑るか』という思考に脳の意識が集中しすぎた結果、眼からの情報の処理が追いつかず、ぼやけているように感じていただけだったのです。つまり、認知・認識のバランスの問題です」

さらに、脳自体の情報処理能力(キャパシティ)の問題もあるという。

「例えば、おなかがいっぱいでこれ以上食べたら苦しいという状態のときに『もっと食べろ』といわれたら、口を閉ざしますよね。これと同じです。現代人はPCやスマートフォンからの情報過多で、脳の処理能力がいっぱいいっぱいになっている。それなのに刺激が絶え間なく入ってくるため、脳は眼を開けづらくさせたり、ピントを合わせなくさせたりして、情報を強制的に遮断しようとするのです。脳が常に発火し、オーバーワーク状態になっています」

■スポーツ界にも広がる「眼」の重要性

樫村氏によると、最近ではスポーツの世界でも眼(視覚情報処理)の重要性が強く叫ばれているという。

「これまでスポーツ界では、身体の筋力やパフォーマンス向上が主軸でしたが、最近は『眼』を重要なファクターとしてとらえるケースが増えています。例えば、ヨーロッパ有数のサッカーチームでは、身体以上に『眼と脳の機能』のトレーニングを重視しています。正しい情報が脳に素早く伝達されれば、ムダな動きが減り、効率的なプレーができるからです。リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)があまりピッチを走り回らずとも決定的な仕事ができるのも、そうした情報処理能力の高さに関係しています」

ムダな動きが減ればケガの予防につながり、結果的に競技力も向上する。スポーツにおける効能は計り知れないが、樫村氏の目はさらに先を見据えている。

「スポーツ界がひとつのきっかけになればとは思いますが、最終的な目標は『世界中の眼の悩みをケアする』ことです。そのためにも、まずはどんな見方や眼の使い方をしているのかをチェックし、脳の処理能力の状態を把握する。そして、筋肉の偏った使い方をリセットしつつ、脳の疲労や情報処理の負担を軽減していく。こうした『眼のアスレティックリハビリテーション(作業療法)』こそが、私たちのメソッドの核です」


(写真)『アイズキャンセリング機能』を搭載した集中力を高めるメガネ


話は前後するが、脳のキャパシティオーバーに対するアプローチについても触れておこう。

「施術やトレーニングだけでなく、独自のメガネも開発しました。これは『アイズキャンセリング機能』を搭載したものです。イヤホンが周囲の雑音を消すノイズキャンセリングのように、眼から入る過剰な情報をあえて限定し、ぼかすことで、本当に見たいものだけにフォーカスしやすくします。これにより脳の疲労を抑え、集中力を高めるサポートをするメガネです」

いかがだっただろうか。「見えづらさの多くは後天的な要因によるもの。だからこそマイナスをゼロに戻し、さらにプラスへと引き上げる眼の使い方(リハビリテーション的なアプローチ)が必要になる」というアイケアLaBoのメソッドは、多くの現代人にとって気になるメッセージであるはずだ。

今回、テニスプレーヤーのためにそのメソッドの一部を公開してもらった。ぜひともパート2、パート3を読んで、自身の眼と向き合ってみてほしい。


(写真)代表取締役の樫村瑞生氏

【プロフィール】 樫村瑞生(かしむら・みずき) 1995年生まれ、茨城県出身。株式会社アイケアLaBo 代表取締役。 ハワイ大学において、身体の動きの制限をなくしパフォーマンスを最大化させるためのコンディショニングメソッド「ムーブメントリリース」を開発。2022年1月には著書『魔法のこゆび健康法~腰痛・O脚・外反母趾ではもう悩まない』を出版。2022年7月に「眼のトラブル」を専門にケアする整体サロン『アイケアLaBo』代々木本店を開業。

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アイケアLaBo
公式HP:https://eyecarelabo.com/
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@851fpmsv
ご予約は公式HPにて承ります。

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(2026年5月29日13時31分)
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