女子テニスのベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は19日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク49位のワン・シンユ(中国)が第2シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下し初のベスト8進出を果たすとともに、自身3度目の対トップ10勝利を挙げた。
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23歳のワンが同大会に出場するのは4年連続4度目で、最高成績は初出場となった2022年のベスト16となっていた。今大会は予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、本戦1回戦で世界ランク16位のD・カサトキナ(オーストラリア)を下して2回戦へ駒を進めた。
一方、21歳で世界ランク2位のガウフは今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝で第1シードのA・サバレンカを逆転で破り初優勝を飾るとともに、四大大会で2度目のタイトルを獲得。好調を維持したまま芝シーズン初戦である今大会を迎えた。
この試合、ワンは1度ブレークを許したものの、ガウフのアンフォーストエラー28本に対し、自身はわずか12本に抑える安定したプレーを披露。リターンゲームでは7本のダブルフォルトを犯したガウフから4度のブレークを奪って1時間15分で勝利。自身3度目の対トップ10勝利を挙げた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはワンのコメントが掲載されている。
「第1セットを取った後、自分に言い聞かせた。『ちょっと落ち着いて楽しもう。今、自分は全仏オープンチャンピオンと戦っていて、セットを取ったんだ』って。第2セットや第3セットがどうなってもいいから、この瞬間だけは楽しもうと。今日は自分のプレーにとても満足している。サーブも良かったし、特にセカンドサーブのリターンでプレッシャーをかけられたと思う。タフな試合だったけど、苦しい場面でもしっかり耐えることができて嬉しい」
勝利したワンは準々決勝で第8シードのP・バドサ(スペイン)と対戦する。バドサは2回戦で世界ランク9位のE・ナバロ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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