大坂なおみ「試合中に悪化した」

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大坂なおみ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)は1日、世界ランク73位の大坂なおみと第4シードのC・ガウフ(アメリカ)のシングルス4回戦が行われたが、大坂は6-3, 4-6の時点で途中棄権し4回戦敗退となった。大坂は試合後に自身のSNSを更新し、棄権の理由を説明した。

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26歳で元世界ランク1位の大坂が同大会の本戦に出場するのは2019年以来5年ぶり4度目。最後に出場した2019年は決勝で当時世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)を破り優勝を飾っている。

今大会は1回戦で世界ランク77位のL・ブロンゼッティ(イタリア)、2回戦で第21シードのY・プチンセワ(カザフスタン)、3回戦で同60位のK・ヴォリネッツ(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。

20歳で世界ランク6位のガウフとの顔合わせとなった4回戦の第1セット、序盤から激しいストロークの打ち合いとなり両者2度ずつブレークを奪い合う展開に。その中で大坂は第8ゲームで再びブレークポイントを握るとこれをものにし3度目のブレークに成功。直後の第9ゲームをキープし先行する。

続く第2セット、大坂は第2ゲームで先にブレークを許すも第3ゲームですぐにブレークバックに成功。さらに大坂は第7ゲームで2度目のブレークを奪った。しかし、第8ゲームからガウフに3ゲーム連取を許しこのセットを落とすと、大坂は腰の負傷により棄権を申請し、4回戦敗退となった。

大坂は試合後に自身のスレッズを更新し、棄権の理由を説明した。

「みなさんこんにちは。北京でプレーできたことに本当に感謝し、幸せです。今日のことについて少し説明しなければいけないと思います。練習中に腰が固まってしまい正直プレーできるかどうかわからなかったのですが、とにかく試してみたかったんです。残念ながら試合中にどんどん状況が悪化していきました。でも、やってみた価値はありました」

一方、思わぬ形で8強入りしたガウフは準々決勝で世界ランク115位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)と対戦する。スタロドゥブツェワは4回戦で第10シードのA・カリンスカヤを下しての勝ち上がり。


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