ジャパンOP制覇のフィス 世界21位へ

男子テニスの９月３０日付ATP世界ランキングが日本時間１０月３日に更新され、前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024（日本/東京、ハード、ATP500）で優勝を果たしたＡ・フィス（フランス）が３つ上げて２１位に浮上した。

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２０歳のフィスは同大会初出場ながら、１回戦で第１シードのＴ・フリッツ（アメリカ）を撃破すると、２回戦ではＭ・ベレッティーニ（イタリア）の途中棄権で８強入り。準々決勝では昨年王者のＢ・シェルトン（アメリカ）、準決勝で第６シードのＨ・ルーネ（デンマーク）を下し決勝に進出。最後は足首を負傷しながらも、友人であるＵ・アンベール（フランス）を激闘の末にフルセットで破り、ツアー３勝目をあげた。

今年７月のハンブルグ・オープン（ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500）を制した際に自己最高となる２０位をマークしていたため、キャリアハイ更新とはならなかったが、その世界ランクに迫る浮上となった。

トップ３０では最年少のフィス。今後は１０位台、そしてトップ１０に入り、Ｃ・アルカラス（スペイン）やＪ・シナー（イタリア）らとしのぎを削っていくはずだ。

また、ジャパン・オープン準優勝のアンベールは４つ上げ１５位に浮上。フィスとともにフランス勢の２トップの地位を確立している。

両者は今週、ロレックス・上海・マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）に出場する。

９月３０日付ATP世界ランキングの上位２１選手は以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数

■１位[ - ]…Ｊ・シナー
11,010ポイント

■２位[ ↑1 ]…Ｃ・アルカラス
7,010ポイント

■３位[ ↓1 ]…Ａ・ズベレフ（ドイツ）
6,705ポイント

■４位[ - ]…Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）
5,560ポイント

■５位[ - ]…Ｄ・メドベージェフ
5,375ポイント

■６位[ - ]…Ａ・ルブレフ
4,700ポイント

■７位[ - ]…Ｔ・フリッツ
4,060ポイント

■８位[ - ]…Ｈ・フルカチュ（ポーランド）
4,060ポイント

■９位[ - ]…Ｃ・ルード（ノルウェー）
3,965ポイント

■１０位[ - ]…Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）
3,840ポイント

■１１位[ - ]…Ａ・デ ミノー（オーストラリア）
3,620ポイント

■１２位[ - ]…Ｓ・チチパス（ギリシャ）
3,390ポイント

■１３位[ - ]…Ｔ・ポール（アメリカ）
3,045ポイント

■１４位[ - ]…Ｈ・ルーネ
2,935ポイント

■１５位[ ↑4 ]…Ｕ・アンベール
2,645ポイント

■１６位[ ↑1 ]…Ｂ・シェルトン
2,580ポイント

■１７位[ ↓2 ]…Ｆ・ティアフォー（アメリカ）
2,560ポイント

■１８位[ - ]…Ｌ・ムセッティ（イタリア）
2,425ポイント

■１９位[ ↓3 ]…Ｓ・コルダ（アメリカ）
2,380ポイント

■２０位[ - ]…Ｊ・ドレイパー（イギリス）
2,340ポイント

■２１位[ ↑3 ]…Ａ・フィス
2,250ポイント


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