テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間7日(現地6日)、ジュニア部門の女子シングルス準決勝が行われ、第7シードの園部八奏が第8シードのM・シュー(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで下し、四大大会のジュニア部門で初の決勝進出を果たした。
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16歳でジュニア世界ランク10位の園部が四大大会のジュニア部門に出場するのは今回が8度目。これまでの最高成績はベスト16となっていたが、今大会では4試合に勝利し初めて準決勝に駒を進めた。
迎えた準決勝、試合を通して22本のウィナーを決めた園部は相手に2度のブレークを許しながらも、自身はこれを上回る4度のブレークに成功し1時間40分で決勝進出を果たした。
勝利した園部は決勝で1969年に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のジュニア部門で優勝を飾った沢松和子以来、同種目で日本勢55年ぶり2人目の四大大会ジュニアのタイトル獲得を目指す。
園部は決勝でジュニア世界ランク33位で15歳のM・ストイサブリェビッチ(イギリス)と対戦する。ストイサブリェビッチは準決勝で第3シードのI・ヨビッチ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
また、同日に行われたジュニア部門の男子シングルス準決勝に出場した第3シードの坂本怜は第12シードのJ・ホダル(スペイン)に3-6, 1-6のストレートで敗れ準決勝敗退となった。
それでも坂本はその後行われたM・ムルバ(チェコ)とペアを組む男子ダブルスの準決勝で、第3シードのH・バーネット(スイス)/ N・ブドコフ ケアー(ノルウェー)組を7-5, 6-3のストレートで下し決勝進出を果たした。
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