波乱 金メダル大本命の女王が敗退

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イガ・シフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、テニスの女子シングルス準決勝が行われ、金メダルの大本命とされていた第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードのジェン・チンウェン(中国)に2-6, 5-7のストレートで敗れる波乱が起きた。

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世界ランク1位で23歳のシフィオンテクは今大会と同じ会場で開催されている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2022年から今年まで21戦負けなしで3連覇を達成しており、金メダルの大本命とされていた。

今大会は1回戦で世界ランク143位のI・C・ベグ(ルーマニア)、2回戦で同59位のD・パリー(フランス)、3回戦で同52位のワン・シユ(中国)を下し8強入り。準々決勝では第8シードのD・コリンズ(アメリカ)と対戦したものの、コリンズが試合途中で棄権し準決勝に駒を進めた。

過去6戦全勝としていた世界ランク7位のジェンとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ミスの目立つシフィオンテクは16本のアンフォーストエラーを記録。ジェンに3度のブレークを奪われると、自身はブレークを1度しか果たすことができず先行される。

続く第2セット、シフィオンテクは序盤で2度のブレークに成功しゲームカウント4-0とリードするも、ここから2度のブレークバックを許し追いつかれる。すると終盤の第11ゲームでシフィオンテクは3度目のブレークを許し力尽きた。

一方、勝利したジェンはオリンピックの女子シングルスで中国人史上初のメダル獲得となる銀メダル以上が確定。

決勝では金メダルをかけ、第13シードのD・ヴェキッチ(クロアチア)と世界ランク67位のA・カロリーナ・シュミドロバ(スロバキア)の勝者と対戦する。


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(2024年8月1日21時17分)
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