ズベレフ「全豪前に試合を」

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全仏OP準決勝で負傷したズベレフ
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12月8日から開催されるディルイーヤ・テニス・カップ(サウジアラビア/ディルイーヤ、エキシビション)は28日、公式YouTubeで男子テニスで世界ランク12位のA・ズベレフ(ドイツ)のインタビュー動画を公開している。

同大会は2019年、サウジアラビアで初めて行われたプロテニスのエキシビションマッチ。男子12選手が争い、優勝者は100万ドル(約1億3900万円)を獲得する。

25歳のズベレフは6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝でR・ナダル(スペイン)と対戦した際、右足首を負傷。その後の検査で靭帯を断裂していることが判明し、手術を実施。手術後は、リハビリの様子やオンコートでプレーするなど回復の過程をSNSで公開していた。

そして9月の国別対抗戦 デビスカップでの復帰を予定し、地元ハンブルグでトレーニングを行っていたが、骨髄浮腫(骨の内部の骨髄部分に炎症が起きて、腫れている状態)という怪我を負ったことが判明。結局、今シーズンのツアーは全て欠場することとなった。

動画内でズべレフは「僕にとっては久しぶりの大会だし、世界のトッププレーヤーが集まるから、またコートで戦えることを楽しみにしているよ。デビスカップやATPファイナルズから戻ってきている選手もいるのでみんな調子がいいと思うし、レベルの高い大会になると思う。みんな素晴らしいテニスをしているし、僕も彼らについていけるようにしたいね」とコメント。

「ライバルではあるけど素晴らしい友人もいるし、ツアーでその選手たちに会えないのは寂しいよ。僕とドミニク(ティーム)は2年近く会っていないような気がするね。彼は2021年に、僕は2022年に怪我をしてしまったので互いに会う機会がなかった」

また、来シーズンの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場を目指していることを明かし、次のように述べた。

「試合に出るのが楽しみで仕方がないね。最初の大会がオーストラリアであるのは嫌だからね。肉体的には良好で人生最高の状態かもしれないけど、7カ月も試合をしていないと体力レベルも精神的なストレスも違ってくる。だから、全豪オープンの前に試合をしたいんだ」

今回行われるエキシビションマッチにはズべレフの他に、世界4位のS・チチパス(ギリシャ)、同7位のD・メドベージェフ、同8位のA・ルブレフ、同9位のT・フリッツ(アメリカ)、同22位のN・キリオス(オーストラリア)、同106位のD・ティーム(オーストリア)、同150位のS・ワウリンカ(スイス)が出場を予定している。




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(2022年11月29日18時03分)
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