西岡、世界2位ルード破り4強

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西岡良仁(全米OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)は30日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク56位の西岡良仁が第1シードのC・ルード(ノルウェー)を6-2, 3-6, 6-2のフルセットで破り、ツアー大会では今季2度目のベスト4進出を果たした。

>>西岡 良仁 準決勝1ポイント速報<<

今大会、西岡は1回戦で第5シードのD・エヴァンス(イギリス)、2回戦で世界ランク92位のダニエル太郎を下し、今季3度目のツアー8強入りを決めた。

一方、世界ランク2位のルードは今大会、上位4シードが1回戦免除のため2回戦から登場。世界ランク111位のN・ジャリー(チリ)を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで退けて準々決勝に駒を進めた。

西岡とルードは2度目の顔合わせ。昨年、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)の2回戦で対戦し、ルードが6-1, 6-2のストレートで勝利している。

この試合の第1セット、西岡は第1ゲームでいきなりブレークに成功。15度のアンフォーストエラーを記録するなどミスが目立ったルードから第5ゲームで2度目のブレークを奪う。第8ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えると難なくキープし、先行する。

続く第2セットでは序盤で3度のブレークチャンスを得るも活かせなかった西岡。第6ゲームでこの日初のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、序盤は互いに譲らない展開となるも第6ゲームで西岡がブレークに成功。直後の第7ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐと第8ゲームで2度目のブレークを奪い、8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)に次ぐ今季2度目の4強入りを決めた。

勝利した西岡は準決勝で世界ランク82位のM・マクドナルド(アメリカ)と同222位のA・コヴァチェヴィッチ(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日には第4シードのD・シャポバロフ(カナダ)と第8シードのJ・ブルックスビー(アメリカ)が4強に駒を進めている。

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(2022年9月30日17時03分)
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