男子世界ランキング１８位のＭ・ラオニッチ（カナダ）は２０日、自身のＳＮＳを通じて、２８日に開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を、ふくらはぎの負傷を理由に欠場することを明らかにした。

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２０１６年のウィンブルドンでは準決勝でＲ・フェデラー（スイス）を6-3, 6-7(3-7), 4-6, 7-5, 6-3で破り、決勝ではＡ・マレー（イギリス）に4-6, 6-7(3-7), 6-7(2-7)で敗れるも準優勝をおさめ、同年の年度最終世界ランキングで自己最高の３位を記録した３０歳のラオニッチ。

今シーズンは２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で１６強入り。３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）では、優勝を飾ったＨ・フルカチュ（ポーランド）に４回戦で敗れるも6-4, 3-6 6-7(4-7)の熱戦を繰り広げたが、それ以降は大会へ出場していない。

ラオニッチは２０日にInstagramで、ウィンブルドンを欠場することを綴った。

「今年のウィンブルドンに出場する準備ができず、信じられないほど悲しく傷ついていることを伝えたい」

「（ウィンブルドンは）毎年毎年、自分のスケジュールの中で頂点に立つ大会。多くの大会に向けてハードに取り組んできたが、最終日の前日にふくらはぎを痛めてしまった。治すために努力してきたが、少しうまくいかなかった」

「だからウィンブルドンには間に合わない。できる限り早く復帰できるように努力していく」

２８日より本戦が開幕するウィンブルドンだが、すでに男子のＲ・ナダル（スペイン）、Ｄ・ゴファン（ベルギー）、女子の大坂なおみらが欠場を表明している。

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